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[読書]英語の「語脳」をつくる接頭辞と接尾辞の完全ガイド 

ここ最近になって、英語が重要視される風潮が強まってきている。
そんな中、単語を覚えるのに苦労している人は多いと思うが、記憶は容易く達成されるものではない。
記憶に定着させるために対象の文脈を利用するのはよく使われる方法だが、音楽や食べ物などまるで関連のないものまでコンテキスト構築に動員するなど、記憶にまつわる話は枚挙に暇が無い。

しかし数多ある記憶術でも、結局のところ根底にあるのは対象から連想できるモノ・コトとセットにする手法がほとんどだろう。
本書はその部分を手助けしてくれる。即ち、コンテキストを明示し、英単語を記憶するための一助を担ってくれるのだ。
単語の構成を紐解き、そこにどんな意味があるのかを解説してくれる作りのおかげで、単なる暗記にとどまることなく、未知の単語に出会ったときの類推能力を鍛えられる点が魅力的。
本のタイトルにもなっている接頭語、接尾語に注目するだけでも、単語の意味を推測するのに役立つはず。

個人的には、古典英語との関連が掲載されているのも非常に嬉しい点だった。
似たような意味の単語でも、スペルがまるで異なるものは多いが、古典英語を辿ると理由が分かることが多いのだ。

このように英単語にフォーカスして、その作りや系譜に関して解説を加えてくれる本は珍しい。
単に英単語帳をひたすらこなすことに比べれば、記憶力が促進され、レパートリーはぐっと広がるはず。
英単語の記憶に苦しんでいる人にとって、状況を一気に好転させる可能性を秘めた一冊だと思う。



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  • [2010/12/24 20:58]
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[読書]バイラル・ループ あっという間の急成長にはワケがある 

「バイラルマーケティング」という単語から、目新しさがすでに失われつつある今のご時世。
果たしてこの本は何を語ってくれるのだろうと、楽しみにしながら手に取った。

一番印象に残ったのは、とにかく実例ありきで語ってくれるところだ。
さまざまなサービスの生い立ちや、それらと対比される旧来メディアの様子を語っており、史実を切り取っている部分が大半。
大手のソーシャルメディア・サービスがどのように切磋琢磨して、今のポジションを手に入れたのか、業界の歴史を学ぶには非常によい一冊といえる。
逆に、今のソーシャルサービス業界を、広く学びたいのえあれば他を当たるのがよいかもしれない。
個人的には、本書のテイストが好みなので、非常に面白く読めた。

特に、paypal が eBay と非常に微妙な関係のもとで成長してきた様子や、Facebookが怒濤の勢いで各国を侵略していくところは、メジャーどころなのもあって単純に楽しめる。
新たな事実を知ることによる刺激もあいまって、もはやエンターテインメントの領域。
個人的にpaymentには興味があるのもあって、paypal のとってきた戦略はとても面白かった。
流行するソーシャルサービスの初期段階に見られる、予想と対応がとてつもなく難しい、急激な人気の爆発を扱ったパートも考えさせられる内容だった。

もちろん具体的な事実ばかりを羅列しているわけではなく、それらを紐解くために必要な知識もきっちり抑えてある。
たとえばソーシャルメディアによって消費者主導に移りつつあるシーンの解説や、エンパワーされている事象の紹介がそれにあたる。
このパートの助けもあって、楽しく読めるソーシャルマーケティング入門としてもよい一冊かもしれない。

この動画に興味を持てる人なら、楽しめる一冊なのは間違いない。




ここ数日の話題だけでもソーシャルサービスの話題はわんさかでてくる。

ソーシャルブラウザのRockMelt
http://www.rockmelt.com/


ソーシャルリーディングRethink Books
http://jp.techcrunch.com/archives/20101111rethink-books-social/



ソーシャルメディア・サービスがホットな今だからこそ、読んでおいて損は無い。

ソーシャルメディアの上を流れるコンテンツや情報を共有し、皆のアウトプット・リアクションを集約することで、果たしてどんな新たな体験を生み出すことが出来るのだろうか。
「ソーシャル」・・・この単語を取り巻く話題からは、当分のあいだ目が離せない。


  • [2010/11/17 01:03]
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[読書]魚の便利帳 

一見、普通の魚図鑑かと見せかけて、魚にまつわる豊富な情報をふんだんに盛り込んだ一冊。
便利帳と謳っているわけだが、魚介類を捌き、食すまでを詳細に記載しているのが特徴だ。
とれたての新鮮な状態を掲載しつつ、胃袋に収まるまでの様子をまざまざと見せつけられると、まさによだれが止まらない状態になってしまう。

魚の捌き方に始まり、旬の時期や様々な調理の仕方、おいしく仕上げるコツ、また各地方でどのように食べられているかなど、圧倒的な情報量には驚愕するばかり。
スーパーでも普通に売られている身近な魚を沢山扱っているため、魚の調理をあまりしたことがなくても楽しみつつ、調理の腕を上達させられるのではないだろうか。

様々なコラムも雑学を身につけるのに役立つ。
天然モノと養殖モノの差や、魚の脂、缶詰の食べ比べなど興味深い内容が多い。

海に囲まれた島国だからこそ、多くの魚介類を豊富な調理方法で食してきた歴史がある。
今でも簡単に手に入る魚の知識をつけるとともに、調理の腕も上達させられる、まさに一石二鳥の内容に仕上がっている。

本書を読んでいて気付いたのは、ちゃんとしたアンコウ鍋を食べたことがないなぁということ。
寒くなってきた頃に是非食してみたい。



からだにおいしい魚の便利帳
  • 藤原昌高(ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑主宰)
  • 高橋書店
  • 1470円
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  • [2010/08/29 04:50]
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[読書]特捜神話の終焉 

法の世界で生きる人を除けば、検察の世界を知る機会はなかなか無いはず。
新聞やニュースなどで「特捜」という文字を見たり、ドラマ「HERO」でキムタク演じる検事の姿を思い浮かべたり、といったくらいの人が多そうだ。
本書は検察、特に特捜にフォーカスを当て、彼らが昨今訴求した3件の事件を扱っている。

インタビュー形式で各事件を振り返っている部分が大半なのだが、被疑者となった張本人と、検察OBである郷原信郎との対話を収録しているため、非常に面白い内容になっている。
中でも特に目をひくのはホリエモンが登場する「ライブドア事件」だろうか。
ここのところ再び表舞台での活躍が目立つようになったホリエモンが当時を振り返るのだから、それだけでも一読の価値があるかもしれない。

インタビューを通じて、昨今の経済犯罪や政治献金がらみの犯罪を不得手とする特捜の様子が、見事にあぶり出されている。
事件のからくりが顕わになっている点だけでも勉強になる。
もちろんインタビュイーは被疑者であり言い分をすべて鵜呑みにする訳にはいかないだろうけど、読者の頭の中に、検察に対するはてなマークを思い浮かべることには十分に成功している。
筋の通った語り口には、それだけ説得力が備わっているのだ。
社会は、特捜検察が目をつけたら無条件に悪と判断してしまうけれど、鳥瞰できるだけの冷静さを持つことはあらゆる場面で役立つはず。

印象的だったのは、検察の組織そのものに過去の亡霊に囚われている点だ。
旧体質からの脱却がいかに難しいかを知ることができる。
検察だけではなく、歴史のある組織が過去の栄光にしがみつくのは、よくある光景なのは間違いなく、自分の置かれている状況を振り返るのにもよい一冊といえよう。

インタビュー形式で読みやすいうえ、普段ふれることのない世界を学べる一冊だった。



特捜神話の終焉
  • 郷原信郎
  • 飛鳥新社
  • 1575円
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  • [2010/08/21 03:24]
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[読書]ディズニー・ワールドで私が学んだ10のルール お客様もあなたも笑顔になる 

ディズニー文化を支える信念に触れることができる一冊。
どれだけユーザエスクペリエンスに主眼を置いているかが伝わってくる。
某MS出身の御仁が「ユーザエクスペリエンス」=「おもてなし」と表現していたけれど、的を射た表現だなぁとつくづく感じるのであった。

タイトルからは、サービス業を対象にした本かと思ってしまうけれど、決してそれだけではない。
エンドユーザと触れ合う機会が少ない、例えば内勤のスタッフ部門のような人であっても、ふだん仕事をする中でコミュニケーションを取る機会は沢山あるはず。
そのコミュニケーションの相手にとって大切に思われる、感謝される存在を目指すのが本質だ。
それは自分なりの付加価値を創出することにつながる。

そして、その姿勢はレスポンスを返すときだけではなく、リクエストする際にも大切だ。
相手に労力をなるべくかけないよう考えることや、感謝の言葉を忘れずにしよう。

終盤では、オーナーシップと、自分のキャリアに責任をもつ点について綴ってるが、この箇所は心に響く言葉が多い。
特に、自ら手をあげよう。くさっていても始まらない。といった旨の流れは身につまされる部分もあり、反省しきり。
能動的な動きはあらゆる場面で効果的なのだ。
上司の立場を想像すれば、やりたいと手をあげてくれる人、さらに成果を残してくれる人を選びたくなるのは当然だし、評価もしたくなる。
同じ環境で仕事を続けていると慣れが悪い方向に働くこともあるけれど、逆に強みに変えるために必要なのは能動的な姿勢だ。

全体を通じて、ささくれ立った心を癒してくれる・・というと大げさかもしれないけれど、正しい価値観を取り戻す一助になった。
ユーザエクスペリエンスを中心にすえた価値観から、自分を見つめなおすことができる良書。


ディズニー・ワールドで私が学んだ10のルール
  • デニス・スノー_::_DennisSnow
  • 実務教育出版
  • 1575円
Amazonで購入
書評
  • [2010/06/24 19:42]
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[読書]グリーン革命 

3度のピューリツァ賞を受賞している、トーマス・フリードマンの作品。
上巻では、今現在世界を取り巻く状況を把握・整理し、エネルギー問題や環境問題に対するマクロ的な取り組みの難しさを説く。
下巻では、社会全体での取り組に立ちはだかるハードルを取り上げ、楽天的な一面と慎重な一面の両方をもって取り組む必要があることを説いている。
章立てを見るだけでも、ミクロ・マクロの両面から理解を進め、将来に思いを馳せることのできる見事な構成だ。

この本に出会ったのは、かれこれ1年以上前だが、昨今のエコロジーブームが来る少し前だったのはラッキーだった。
エネルギー関連ニュースを取り巻く状況が抑えられるため、理解が進むとともに、考察も深くなる。
テクノロジはもちろんのこと、社会、政治、地政学、ビジネス、消費者など数多くの側面から、エネルギー問題を捉えられる機会は貴重だろう。

悲観的な部分も、楽観的な部分も、冷静にやさしく書かれているため、理解に苦しむ箇所はほとんどない。
アメリカのジャーナリストなので、同国中心の語り口になるのは仕方がない部分。
それを踏まえたうえで、グローバルな視点で考えられるようになればしめたものだろう。

社会問題、ビジネス、政治・・数々の場面でエネルギー問題が取りざたされる世の中。
そんな世の中を賢く生き抜くために、必須となる一冊ではないだろうか。
かなりおススメの作品だ。


グリーン革命(上)
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トーマス・フリードマン
日本経済新聞出版社
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グリーン革命(下)
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トーマス・フリードマン
日本経済新聞出版社
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  • [2010/06/01 20:12]
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[読書]iPhoneとツイッターで会社は儲かる 

EC studio の社長である山本敏行さんの著作。
IT系のスタートアップを率いているだけあって、若々しく勢いのある雰囲気が漂ってる。

なんといっても一番驚くのは、iPhone支給を福利の一環とし、全社導入を実践している EC studio の実態だろう。
なによりも羨ましい。(笑)
そして、この制度を推し進めた人が語っているところに本書の価値がある。

ただ、いいところ目白押しといった印象を与える筆致なので、ちょっと注意が必要だろう。
多種多様な企業やビジネスにとってもプラスの効用が顕著に得られるだろうか。
どうしても、身軽なITベンチャーだからこそ、正の側面ばかりが目立つのではないかと感じてしまう。
このあたりをカバーしつつ、様々な企業が受け入れるための具体的なアクションプランに言及があると嬉しかった。

iPhoneが優れた情報デバイスであること、そして当面の間はtwitterがソーシャルメディアの大御所としてのポジションをキープするのは間違いが無いだろう。
目新しい文化を迎合し、優れた情報デバイスを使いこなすことで、個人のエンパワーが加速されるのであれば、使わない手は無い。


iPhoneとツイッターで会社は儲かる (マイコミ新書)
山本 敏行
毎日コミュニケーションズ (2010-02-23)
売り上げランキング: 774

  • [2010/05/31 22:09]
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[読書]レバレッジ勉強法 

少ない投資で沢山の情報を得る、レバレッジを効かせた勉強法を紹介する一冊。

元来、たいていの人は怠ける方向に走りがちだと思うのだけど、モチベーション高く、その逆を行きましょう!というのが論旨か。
エントロピーではないけれど、放っておくとノイズはどんどん大きくなる。
S/N比を高く、アウトプットを見据えて効率よく学ぶにはどうしたらよいのか。
そんなヒントが沢山詰まった一冊だ。

個人的に痛感させられたのは「逆算スケジュール」を作ること。
アウトプットの形と期日を目標として定め、それに向かってマイルストンを設定し、こつこつと事を進める。
タスクを細分化して事に当たることがとても大切な点は、日ごろの仕事からも感じる。

「やりたいこと」から逆算するリバース・スケジューリング | Lifehacking.jp
http://lifehacking.jp/2009/12/reverse-time-management/


また、以下の事柄も、勉強に限らず肝に銘じるべきだろう。
・時間割を作る
・癖にする
・刺激を受ける環境に身をおく
・とりあえず手をつけてみる


以下は目次にあわせて記録した、簡単なメモ。

1 あなたの「ビジネス偏差値」は?
働くより勉強をしよう

2 何を勉強するかを決める
ROI、自分にとって役に立つ(リターンのある)勉強にフォーカス
勉強の分散投資はよくない、フォーカスしよう
レバレッジのきく分野に注目しよう。本の中では金融、IT、語学に触れていた。
人気のある業界で競ってはいけない

3 ラクに勉強できる「仕組み」づくり
子供に教えるべきは勉強ではなく、勉強法
会社の研修にうんざりすると成果がでない、パッシブからアクティブへ

4 成果に直結するスケジューリング
コーチングより小学校の時間割が役に立つ
成果を出したければ休み時間を確保する
締め切りは追われるより追う、締め切りをあらかじめ決定する

5 どんな試験にも受かるテクニック
やるべきことをすべてやってはいけない、必要な分だけ勉強

6 挫折しない英語マスター術
英語ぺらぺらを目指してはいけない
レバレッジ重視、体験につなげる、教材の選別

7 最速で情報を「勉強する」法
よい情報を求めると結果がでない、選別の仕方が大切
情報をファイリングしてはいけない

8 勉強しやすい環境をつくる
ながら勉強がよいかも。無音は集中できない?
道具。ストレスのたまらない環境作りが大切。


レバレッジ勉強法
レバレッジ勉強法
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本田 直之
大和書房
売り上げランキング: 39987

  • [2010/04/28 08:06]
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[読書]クラウド時代と<クール革命> 

角川書店の経営者、角川歴彦が綴る、現代とこれからの情報社会。
日本を代表する出版社のトップが語る、というのが一番の見所。
出版会の重鎮から見ると、昨今のウェブ界隈の動きはこう見えているんだなぁと、新たな視点を与えてくれる。

本書は2010年3月初旬の10日間程度、ウェブで全文を無料公開していた。
ブラウザで一冊の本を読むという経験を積める貴重な機会になった。
この体験が、本書でも言及しているクラウド時代のコンテンツ流通に関して、一つの視点を与えてくれるのは間違いない。

さて、内容はというと。
正直なところ「クール革命」というコンセプトはいまいち理解できなかったけれど、今の日本の状況を嘆いている点にはおおむね同意できた。
そういう意味では、序盤~中盤あたりが面白かったかな。

メモしておきたいと思った点をいくつか。

日本家電メーカの問題は、1つ1つのプロダクトアウトにこだわりすぎ。全体の構想が描けていない。

これはなんとなく自分も思っているところ。
強烈にインパクトを残すプロダクトというのは、それ自身で閉じていることは稀。
そのプロダクトを生活に取り入れることの素晴らしさを、トータルコーディネイトするような形で提案してくれる。
さりげなく差し出される提案も素敵な形になっていることが多く、消費者を巻き込んで伝播することが多い。


クラウドでもB2BとB2Cでビジネスの振る舞いは異なる。
B2Cにとってのクラウドはインキュベータになっている。

クラウドに関して、多くの考察をしているのも本書の特徴。
自分が持っていなかった視点でクラウドを語っているため、新たな気づきになる部分も多かった。
特に「クラウド時代のコンテンツ流通とは何かを予感させる動き」として、クラウドを捉えている点は示唆に富んでいる。


後半は政策への言及になっているため、自分にとっては直感的ではなかったけれど
・公共事業としてのクラウド基盤の整備
・ネットは自由にも支配にも影響を及ぼすこと、そしてその大部分はアメリカ企業が握っていること
・インターネットの凄さはパソコンを使わない/使えない人たちの生活も支配しているところ
あたりは、出版会の重鎮としての凄みを感じる部分だった。


下地として「クラウドソーシング」「フラット化する世界」「ブラックスワン」あたりを読んでおくと、理解が早くすらすらと読み進められてよい。
昨今のウェブ業界のパラダイムを出版業界から眺める、という視点を感じるにはよい一冊だと思う。


クラウドソーシング―みんなのパワーが世界を動かす (ハヤカワ新書juice) フラット化する世界 [増補改訂版] (上) ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質


クラウド時代と<クール革命> (角川oneテーマ21)
角川 歴彦
角川書店(角川グループパブリッシング)
売り上げランキング: 54

  • [2010/03/15 08:40]
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[読書]宅配便のしくみ 

宅配便業界の内側を懇切丁寧に解説してくれる一冊。
すでに業界に詳しい人には必要性は薄いかも知れないが、色々な業界のことを知るのが好きな人には適した本だ。
どのページを開いても図解があるところが懇切丁寧で素敵。

冒頭では業界全体の様子を俯瞰する。
昔の物流業界では、法人向けの大規模な大量物流が普通だった。
そんな中で個人向けの宅配便がビジネスとしていける!と考える人はほとんどゼロ。
個別に細やかなカスタマイズをしてサービス展開をするには設備投資と人件費がかさみ、利益が出るとは思われなかったのだ。

そこを工夫と努力により立派なビジネスに変えたのが各宅配便業者。
ビジネスになると分かり、当初は会社が乱立したようだが、今では淘汰が進んでいる。
その淘汰と進化が進むにつれ、研ぎ澄まされた特徴を備えた。
大手三社で言えば次のようになっている。
  • ヤマト
    個人宅配。サービスドライバは正社員にこだわり、高品質なサービスを目指す。
  • 佐川
    企業間物流に強く4トントラックによる中~大規模の物流が得意。
  • ペリカン(JPエクスプレス)
    国策企業。同じ経緯で民営化されたJRとのつながりが強い。

宅配便事業は頭打ちだといわれ続けているにも関わらず、成長を続けているのが一番の驚きだった。

これらの業界俯瞰の後は、各サービスを支える裏側を明らかにしてくれる。
詳細は本書を当たってもらうとして、興味深かったのは以下の項目。
  • 集荷サービス
  • 人件費が高く、利益率の低いサービスを如何にしてビジネス化しているか
  • ラストワンマイルの努力
  • 外資系企業の脅威にさらされながらのビジネス展開(先日ヤマトが中国に進出しましたね)
  • 公共性の大きな事業ならではの配慮
  • 体制作り
  • 宅配便事業を支える情報システム

特に体制作りと、情報システムは考えさせられる部分が多く、参考になった。

現場への権限委譲を進め、金銭によるインセンティブでモチベーションを高く保つ、マネジメント。
(今の若い人たちの価値観に合わないので、今後の展開がとても気になる)
各ドライバが情報端末を持っていることを考えると、かなりのトランザクションをさばく必要がある、情報システム。
規模が大きく、リアルタイム性も求められる上、同時に非同期のバックアップも重要。
ミスがすぐわかるようにチェックディジットを採用しているのも面白い(クレジットカードなども同じような仕組み)。

個人間取引の需要が高まっていく中、まだまだチャンスが潜んでいそうだと思わせる、面白い業界だと感じた。
業界について知ることが出来る上、知らなかったサービスに出会うこともあり、実生活で役立つ一冊ともいえる。


  • [2010/02/26 20:32]
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[映画]アバター 

ようやく観てきました。@川崎IMAXシアター
アバターはIMAXを想定して作られたコンテンツなだけあって、制作者の意図に沿った体験はやっぱり素晴らしい。
(他シアターでの体感はせずに書いています)

従来の映画とは別次元の作品だな、というのが本作品の第一勘。
同じフィールドで比較できる作品はまだ無いと思います。

ストーリーは王道パタン。(後半ちょっとジーンときちゃったけど)
やっぱりメインは最新の映像テクノロジを楽しむこと。
今年は3D元年だ!と世間では言われているけど、3Dのどこがすごいんだ?なんて考えてしまうモヤモヤ感を吹き飛ばしてくれるだけのクオリティを備えています。
目の前に広がる3Dの空間は、想像をはるかに上回る作りこみで、とにかく凄かった。

その感動たるや、本編の前に流れる「Alice in Wonderland」の予告編だけで、「おおおおぉぉ」と観客からため息が漏れるくらい。
ほかのシアターではどのくらいの感動があるのかわからないけれど、個人的にはIMAXで見ておくのが安定だと思う。
3時間くらいある作品なので、見終わるころには3D眼鏡で少し疲れてしまうかもしれない。
けれど、それを遥かに凌駕する感動が待っているはず。

同じ作品でも、あれだけの3D体験をできるのは今だけ。
行っておいて損はない。

2010年のナンバーワン映画にいきなり出会っちゃった気がするなぁ。


The ART of AVATAR ジェームズ・キャメロン『アバター』の世界 (ShoPro Books)
ピーター・ジャクソン(序文) ジョン・ランドー(前書) ジェームズ・キャメロン(エピローグ) リサ・フィッツパトリック
小学館集英社プロダクション
売り上げランキング: 1641

  • [2010/02/19 22:09]
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2009年 Myブックランキング 

いまさら感たっぷりですが、ひるまず更新。

昨年読んだ中でよかった本たちをご紹介。
読みたい本は巷に溢れているけれど、消化が全然追いつかないな~。
そして去年の後半期に読んだ本に関しては、メモの記録をさぼりまくっている・・!

啓発
  • 明日を支配するもの―21世紀のマネジメント革命

    明日を支配するもの―21世紀のマネジメント革命恥ずかしながら、2009年になってドラッカー本を初めて読んだ。
    「プロフェッショナルの条件」もあわせて、示唆に満ちた著作。
    自分の立ち位置や、今後のあり方を考えさせられる。


  • プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長する

    プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))
    知識労働が大きな地位を占める現代。
    労働環境が変わり行く中で、どのように振舞うのがよいか。
    時間という限られた資源をどのように利用するべきかを考えさせられる。



金融
  • ウォール街のランダム・ウォーカー

    ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の真理
    金融の歴史を知るのにぴったりの一冊。
    人類の歴史を振り返ると、いかにおろかなことか。
    しかし当時の熱狂的な渦に巻き込まれていたとすれば、その魔性を帯びた魅力から逃れるのは至難の業だろう。


  • 黄金の扉を開ける賢者の海外投資術

    黄金の扉を開ける賢者の海外投資術
    強烈にプッシュされるわけではなく、こんな方法もあるんだなという学びがほとんど。
    グローバルな視点での投資術を学ぶのにとてもよい一冊。


  • 貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメント

    貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメント―ノーベル賞学者とスイス人富豪に学ぶ智恵
    長期視点での投資について教えてくれる一冊。
    昨今の金融危機に陥る前の本なので、どこかのどかな雰囲気が漂っているが、学びが多いのは事実。
    巷に溢れる投機的な学びではなく、どっしりと将来に備えて構えられる姿勢を学ぼう。



社会
  • グリーン革命

    グリーン革命(上)
    ここのところ急激に注目を集めるようになった、エネルギー産業。
    世界規模の大きなトピックを俯瞰するのにぴったりだ。
    決して楽観的ではなく、取り組むためのハードルの高さを教え、その後で世界の取り組みや私たちの出来ることを考えさせてくれる良書。



ビジネス
  • MBAマーケティング

    改訂3版 グロービスMBAマーケティング
    スタンダードなマーケティングを学ぶには良い一冊だった。事例も多い。
    まずは基礎を抑えたい、という人によい。



文学
  • クリムゾンの迷宮

    クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)
    貴志祐介のホラー中篇。
    追い詰められる恐怖を描く腕が凄い。


  • そして二人だけになった

    そして二人だけになった―Until Death Do Us Part (新潮文庫)
    森博嗣のミステリィ中篇。
    中盤以降の展開は賛否両論ありそうだけど、森先生っぽさがあって好きだ。
    切れ味鋭い雰囲気が最高です。
    気に入った方は、シリーズモノもおススメ。


  • 暗いところで待ち合わせ

    暗いところで待ち合わせ (幻冬舎文庫)
    乙一の中篇。
    他にいくつか読んだけど、この作品が一番好きだった。
    温かさと冷たさを両方備えた、稀有な作品。

  • [2010/02/09 23:51]
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[映画]THIS IS IT 

昨年6月に亡くなった、マイケルジャクソン。
king of popと称された、偉大な存在の訃報は瞬時に世界中を駆け巡った。
そんなマイケルの魅力を伝えるため、目前に控えていたイギリス公演のリハーサル風景をまとめ、一つの作品に仕上げたのが「THIS IS IT」。

リハーサル風景を収録しているだけあって、普段のやさしい一面も多く取り上げられているのだけど、プロの顔になっているマイケルとの対比が印象的だった。
どんな風景を切り取っても、尋常ではないカリスマ性がにじみ出ていて、改めて存在の偉大さを感じさせられる。
コンテンツだけに閉じた形ではなく、体験・夢を提供するエンターテイメントの究極形に感嘆することは間違いない。

先日、友人に勝手に送りつけた、マイケルをより多く知るための手引きをこのエントリの目的としよう。


まずは定番のスリラー。
このショートムービーによって音楽の見せ方が変わった。
今の音楽業界の在り方を方向付けた作品。
http://www.youtube.com/watch?v=cIqj0xD7VCY

HEAL THE WORLD。
晩年、世界の飢餓問題や環境問題を訴える楽曲が多かったけど、これは名曲。
世界で数億人?が見る一大イベント、スーパーボールのハーフタイムでのパフォーマンス。
もう試合よりマイケルが主役になっちゃってる。
http://www.youtube.com/watch?v=Dxfqi2bPO1o

We Are The World。
飢餓問題を解消しようと作った楽曲。
当時、アメリカを代表するアーティストを集めて収録した、今では考えられない作品。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3057259

初めてムーンウォークがとびだしたパフォーマンス
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2283315
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2284140

これは感動。
マイケル・ジャクソン追悼式のブルック・シールズのスピーチ(全訳):Michael Jackson Memorial Service - Brooke Shields
http://longtailworld.blogspot.com/2009/07/michael-jackson-memorial-service-brooke.html

マドンナがマイケルへ感動の追悼スピーチ - ほぼ毎日 英語学習日記 ~ 英語holic ~
最後のニコニコの動画が見やすいでしょう。
http://kyonenglish.blog98.fc2.com/blog-entry-1150.html

そして、wikipediaで人物背景を読むと感慨深い。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%AF%E3%82%BD%E3%83%B3

その他にもいろいろ動画がある。
BAD、ゼログラビティ、発禁になったBlackAndWhiteなどなど。
世界最高峰のエンターテイナですね。><



  • [2010/01/05 23:52]
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2009年よかった映画、No.1は「サマーウォーズ」 

昨年、映画館に足を運んで観たのは5作品。
よかった順に並べると、次のような感じ。


  1. サマーウォーズ
    http://heavyfeather.blog38.fc2.com/blog-entry-1268.html

  2. THIS IS IT
    http://heavyfeather.blog38.fc2.com/blog-entry-1312.html
  3. ココ・アヴァン・シャネル
    http://heavyfeather.blog38.fc2.com/blog-entry-1291.html

  4. WALL・E
    http://heavyfeather.blog38.fc2.com/blog-entry-1122.html

  5. BALLAD
    http://heavyfeather.blog38.fc2.com/blog-entry-1293.html



サマーウォーズ、THIS IS IT は種類が違いすぎて単純に比較は出来ないのだけど。
両方共に「映画館でみてよかった!」と心から思える作品でした。

2010年の一発目はアバターを観ておきたい。
川崎のIMAXシアタまでご一緒してくれる方を募集~。

参考:
IMAX アイマックス:109シネマズ
http://109cinemas.net/imax/movies2_avatar.html
  • [2010/01/04 09:02]
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[読書]クリムゾンの迷宮 

ホラーで有名な貴志祐介氏だけあって、さすがの出来。
はじめに受ける印象はファンタジィなのだが、どこか身近にありそうな題材が垣間見え、終盤にたどり着く頃には「このホラーはノンフィクションなんじゃないか?」と疑心暗鬼に陥る。

物語りは、唐突に放り込まれた異世界から始まる。
異形な光景と、ストーリィテラーに導かれるまま進む展開は、ゲーム感覚そのものだ。
しかし物語が進むにつれ急激に状況の深刻さが増してゆき、冷や汗が止まらない感覚はホラーならでは。
意外な主人公の行動や思考に関心させられつつ迎える、最後のシーンは刮目に値する。

読者を飽きさせることのないスピーディな展開に乗せられていると、いつの間にか意識が現実の世界へ戻っているだろう。
どこか白昼夢を思わせる作品だ。

以前拝読した「黒い家」とは違う怖さがあり、ホラー作品が好きならおススメできる一冊。


関連:
[読書]黒い家 | heavy monologue
http://heavyfeather.blog38.fc2.com/blog-entry-713.html



クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫)
貴志 祐介
角川書店
売り上げランキング: 12162

  • [2009/10/27 21:21]
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[映画]ballad 名もなき恋のうた 

草剛、新垣結衣 が主役をはる時代劇。
あまり宣伝には使われていないけれど、原作はクレヨンしんちゃんの映画「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」だ。
上映が始まる頃に、クレヨンしんちゃんの原作者である臼井儀人氏の訃報が流れたため、故人を偲ぶ意味で本作をチョイスした。

「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」は以前に見たことがあったため、事前にストーリィを知っていたのだけど、えらく感動したのを覚えている。
結論から書いてしまえば、この作品よりもオリジナルのクレヨンしんちゃん劇場版の方がよい。
なんといっても、おふざけ要素とシリアス要素が巧く絡みあっており、ギャップの効果が強烈に効いているのだ。
もちろん人物や情景などの描写もすばらしい。
大人からも評価が高いといわれるクレヨンしんちゃんの劇場版だけど、「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」がトップじゃないかと思う。

それでは、実写で描いた ballad はどうかというと、やっぱり新垣結衣が見所かな。(笑)
愛する人を待つ姿を巧く演じているうえ、可愛いので文句の付け所がない。
この系統の女性を演じるうまさは「いま会いにゆきます」の竹内結子が上だと思うけど、年代的に違いがあるので一概に比較はできないかな。
共に、儚さを備えた名女優であることは間違いないのだろうけど。

balladが微妙だと感じた人には、是非「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」も見てほしいなぁ。


BALLAD 名もなき恋のうた
http://www.ballad-movie.jp/index.html


クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%A8%E3%83%B3%E3%81%97%E3%82%93%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93_%E5%B5%90%E3%82%92%E5%91%BC%E3%81%B6_%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%91%E3%83%AC!%E6%88%A6%E5%9B%BD%E5%A4%A7%E5%90%88%E6%88%A6


いま、会いにゆきます | heavy monologue
http://heavyfeather.blog38.fc2.com/blog-entry-457.html



送料無料!!【DVD】映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦/




いま、会いにゆきます ~あの六週間の奇蹟~(DVD) ◆20%OFF!


  • [2009/10/19 23:33]
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[映画]ココ・アヴァン・シャネル(Coco Avant Chanel) 

現代では確固たる地位を築き上げている一大ブランド「シャネル」。
映画のタイトルである「ココ・アヴァン・シャネル」は、その名の通り「シャネル」創立者の名前である。
事前に仕入れた前情報はその程度だったため、映画で紹介される事実は知らないことばかり。
とても参考になると同時に、刺激的で面白かった。

ココ・シャネルの生きた1883年~1971年という時代は産業革命がおわり、ヨーロッパは栄華を極めたといってもよい時代。
そんな中ココは歌手として生計を立てていたのだが、ひょんなことから芸能界とは縁をきることになる。
男とともに移り住んだパリ郊外で、暇つぶし(?)に手がけた帽子デザインが社交界で話題となり、大金を積んでほしがる人も出始める。
そんな背景をきっかけに帽子ショップを開いたのが、シャネルブランドの萌芽となった。

その後の切れ味鋭く華やかな生活っぷりは映画ならではの映像表現が見事なので、作品をご覧あれ。
表舞台の華やかさとココの行動のギャップが見事で、まさに小気味良いといった表現がぴったり。

1900年当初のヨーロッパ貴族社会では、いかにもな中世ファッションだったようで、女性は一様にコルセットを締めドレスを纏い、派手に着飾っていた。
そんな世の価値観に対し穿った視点を以て実行に移す行動力は、後世に名を残すブランド創立者の名にふさわしい。
まさに価値観・流行をがらりと変え、パラダイムシフトを引き起こした女性なのである。
間違いなく、ファッション界のイノベータといえる存在だろう。

晩年の様子は映画では描かれないのだが、そのうち続編があるのだろうか?
第二次世界大戦で一旦姿を消したあと、また復活する様子なども見てみたいところ。
Wikipediaに生き様が記載されているのだけど、あまり読みすぎると次への楽しみが薄れそうなので、しばらくはお預けということで。


参考:
映画「ココ・シャネル」公式サイト
http://coco-chanel-movie.jp/index.html


ココ・シャネル - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%B3%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%8D%E3%83%AB




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  • [2009/10/10 22:40]
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[読書]人類が消えた世界 

今の地球上から人類が消えると、どんな世界になるのだろうか?
そんな問いに答えるのがこの一冊。
主に人間のエゴによる環境破壊を嘆く内容だ。
もう少し空想の要素が多いと思っていただけに、正直残念な部分もあったが、リアルな脅威を解説する内容には凄みがあった。

例えば、テクノロジに支えられ厳密に管理されているような、人間がいるからこそ均衡を保っていられる、危険に満ちた場所は世界に数多くある。
それは原子力発電所や核・化学兵器の廃棄場所に代表されるいかにも危険な場所もあれば、陸と陸をつなぐ大きな橋なども含まれる。
そんな施設が人間の管理下から解放された場合、朽ちていくのは当然の成り行き。
特に放射性物質などの危険物質によっては、数億年単位の後世にわたって影響を及ぼすものもあり、過去と未来をつなぐ現代を生きる人たちにとって問題意識を持つべき事柄だろう。

そもそも、核廃棄物など放射性物質の影響を多大に受けた物質はどのように廃棄されているのか。
それを知ることができるだけでも参考になる。
人間の言語は移ろいやすいため、数百万年後でも危険であることが分かるよう記号化された情報を刻む様子は圧巻。


他にも自然破壊について言及し、破壊され続ける自然が人類から解放されるとどんな風に復活を遂げて行くのか。
ライフサイクルに及ぼしている影響なども踏まえこれを解説しているのだが、数々の動植物が絶滅に追い込まれる情景は痛々しい。
そもそもホモサピエンスの繁栄は侵略の歴史ともいえるため、人間社会が繁栄すればするほど破壊が進むのは自明なのかもしれない。

現代社会を生きる人類の一人として、たまには長期スパン&地球規模で考えを巡らせるのもよいだろう。
お上も、エコを謳うに啓蒙活動として、本書で紹介しているような事実を広く伝える努力をすればいいのになぁ、と感じさせる一冊だった。

関連:
[読書]地球温暖化の予測は「正しい」か?―不確かな未来に科学が挑む | heavy monologue
http://heavyfeather.blog38.fc2.com/blog-entry-1109.html


[読書]中国の環境問題 今なにが起きているのか | heavy monologue
http://heavyfeather.blog38.fc2.com/blog-entry-884.html



人類が消えた世界
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  • [2009/09/28 03:52]
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[読書]理系思考 エンジニアだからできること(2/2) 

概要紹介はその1を参照あれ。
内容のメモをトピックごとにまとめておく。


  • マネージャの道
    文系理系を問わず、いずれは人の上に立つのが一般的。
    部下に対する姿勢として次の三つの要素を挙げていた。

    • 明確なビジョンを示す
       マクロな視点を元に、明確な推進力があること。
    • インセンティブ
       この人と一緒に仕事をすれば、成果がでて得ができる、と思えること。
       大切な一面だと思う。
    • 夢をみさせること
       一緒に仕事をしていてわくわくできること。
       モチベーションにかかわる。

  • 自分を高める
    ビジネススクールの是非。金融危機があった今、時代に即していない可能性は大いにある。
    ハーバードビジネススクールを修了しても、職にありつけない人もいる。
    とはいえ、個人的にはMBAホルダが抑えている、マイケル・ポーター、フィリップ・コトラー、ピーター・ドラッカーなどの本は読んでおきたいところ。
    (それぞれ戦略、マーケティング、マネジメントの大家)

    ほかの可能性にも目を向けてみよう。
    経営方面であればMOTがあるだろうし、会計士など理系らしさが発揮できる分野は数多くある。

  • 将来を設計する
    自分の市場価値を意識しよう。
    グローバルな環境でサバイバルするには、市場にとって価値のある存在にならなければならない。
    特にITエンジニアの周囲は動きが早く、さらにWeb界隈に限れば尋常ではない速さの動向。
    分野を変える選択肢、起業という選択肢があることも念頭に。

    そういえば、「フラット化する世界」では、これからの世界で生きるためのポジションをいくつか紹介していたが、それらも多くの示唆に富んでいた。


関連:
[読書]フラット化する世界 | heavy monologue
http://heavyfeather.blog38.fc2.com/blog-entry-854.html



理系思考 エンジニアだからできること
大滝 令嗣
ランダムハウス講談社
売り上げランキング: 35818


  • [2009/09/18 20:10]
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[読書]理系思考 エンジニアだからできること(1/2) 

(失礼ながら)想像していたよりも、ずっとためになる一冊だった。
会社生活を悶々と過ごすエンジニアにとっては、響く部分があるのではないだろうか。
表紙がもうちょっと硬い感じだったら、第一印象がぐっとよくなると思うのだけど。。

会社の規模が大きくなるにつれ、キャリアには幅が出てくるのが一般的。
もちろん職種を問わずその傾向があり、エンジニアも例に漏れず数々のキャリアパスが待っている。
単純に考えてもスペシャリストの道と、マネージャの道が待っているだろう。

本書は、そんなエンジニアのキャリアパスに焦点を当て、助言をしてくれる。
若いうちに読んだほうがよいだろう。歳を重ねてからでは修正が効きづらい。


会社の経営者には文系が多いのが現状。
しかしロジカルに思考することは理系のほうが得意だろうから、定量評価をもとに冷静に物事を推進する力を発揮する場所として、経営という分野に進出する人が増えてもよさそうなものだ。
また、思考フレームワークと呼ばれるテクニックが世の中に数多くあるけど、ロジカルに思案するスタイルは、理系人間との親和性が高いはず。
こんな風に、少し視点を変えれば理系人間が活躍できるフィールドは沢山ある。
エンジニアの自分にとって、キャリアパスを考えるための羅針盤のような一冊だった。


また、生涯獲得給与から見ると文系に分があるといわれるけど、金銭的なインセンティブではモチベーションに繋がらないという話もある。
時代にマッチした形の視点を身につけるのに、よいタイミングになるかもしれない。

関連:
やる気に関する驚きの科学
http://www.aoky.net/articles/daniel_pink/dan_pink_on_motivation.htm



理系思考 エンジニアだからできること
大滝 令嗣
ランダムハウス講談社
売り上げランキング: 35818

  • [2009/09/17 23:26]
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[読書]レバレッジ時間術 

一時期やけに流行っていた、レバレッジシリーズ。
タイトルの通り、本書は時間の使い方に焦点をあてた内容だ。

習慣化、俯瞰した形の逆算スケジュールを敷く、時間の密度を濃くする。
また、時間は平等な資源なので、うまく使う人との差がつきやすい。
このような内容なのでありきたりではあるのだけど、広く言われている意見を一冊に集約し、平易に解説した良書といえるだろう。

個人的な学びをメモとして残しておこう。

  1. 習慣化が大切
    習慣化をせずにストイックに取り組める人は希で、たいていの人は惰性でずるずると時間を浪費してしまう。
    これを防ぐために習慣化に取り組もう。
    簡単にいってしまえば「時間割」を作るのだ。
    これは大切な取り組みで、どんな作業にどれ位の時間がかかるかを把握し、毎日このくらいの時間を割いて取り組もうと目論見を持つことでストイックな取り組みに昇華できる。
    毎日同じだけの時間が割けなくても、それぞれの作業にかかる時間を把握しておけば、プライオリティに応じて柔軟に対応できる。

  2. 逆算スケジュールを組む
    目標を、ゴールの時期とともに設定する。
    費やせる時間を把握した後で、逆算してスケジューリングする。
    途中でマイルストンを設定することも効果的だ。
    だらだらと時間を費やさず、ゴールに向かって実践的に取り組むことは大切。

  3. 時間の密度を濃くする
    要するに、だらだらと時間を費やさず、各タスクに必要なだけ時間を使おうということ。
    時間は貴重な資源だと認識することだ。
    自分の仕事を振り返っても、100%が求められるものと、80%程度でもよいものがある。
    求められる成果を見通す力も必要なのだ。




  • [2009/09/03 23:30]
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[読書]暗いところで待ち合わせ 

乙一の著作。
夏と花火と私の死体、GOTHも読んだが、これらの中では本作が一番好み。
闇の怖さと、人の暖かさがうまく融合され、今まで触れたことのない世界観。

乙一の描く物語は、他に類を見ないものが多く、近代芸術を鑑賞している気分になる。
理系作家ならではの鋭さも備え、新しい世界を作りたいという欲求を感じる。
高専卒で根っからのものづくり思考なんだろうなぁ。(母校が一緒なのだ・・!)

本書の設定は、盲目の少女と、外からやってきた男が織りなすストーリー。
それぞれに暗い部分を抱えており、それらが絡み合ったときにどんな結末に至るのか。
どきどきしながらページをめくる手が止まらない。そんな物語だ。

作品をいくつか読んだけど、暗い世界観を描く腕が凄い。
他に類を見ない、暗く冷たい雰囲気を味わいたければ、乙一作品を一度読むことをお薦めする。


関連:
【ネタバレ】 超映画批評『暗いところで待ち合わせ』75点(100点満点中)
http://movie.maeda-y.com/movie/00835.htm


[読書]夏と花火と私の死体 | heavy monologue
http://heavyfeather.blog38.fc2.com/blog-entry-1134.html


[読書]GOTH | heavy monologue
http://heavyfeather.blog38.fc2.com/blog-entry-940.html




暗いところで待ち合わせ (幻冬舎文庫)
乙一
幻冬舎
売り上げランキング: 7637

  • [2009/08/30 23:45]
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[読書]たった1分で夢と成功を引き寄せるビジネスEFTテクニック 

なんというか、人を選ぶ内容であることは間違いない。

本書の趣旨であるEFTとは、Emotional Freedom Techniques の略称。
心身のヒーリングツールとして知られているテクニックだ。
最終的な目的は意識改革にあるのだが、そこに至る思考整理の段階でツボ刺激を組み合わせて使うことで、高い効果を目指すのがEFTの極意。
身体へのツボ刺激を精神状態のヒーリングに繋げる行為は、通常医療ではなく代替医療の一環だ。
この点が、私が人を選ぶだろうと感じた理由。

EFT - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/EFT



本書ではビジネスシーンで高いパフォーマンスを達成するために、EFTを活用しよう!という提言がなされる。
特に、今現在のあなたに悪影響を及ぼしている過去の出来事を、前向きに捉え直すためにEFTを導入する試みである。
意識改革に繋げる手引きとなるエモーショナル・デザイン・シートが付随している上、これを埋めるまでの過程が懇切丁寧に書かれているため、EFTを導入するための入門書としては最適な一冊だろう。
実践例が多く掲載されている点も、分かりやすさを引き立てている。

ただ正直なところ、マイナスからプラスへの意識転換の過程や、繰り返し現れる成功例など、如何わしげなセミナの雰囲気も漂っているのも確か。
安易に鵜呑みにはせず、まずは取り組みに対して学ぶ一助とするのがよいのではないかと感じた。



たった1分で夢と成功を引き寄せるビジネスEFTテクニック
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書評/サイエンス

  • [2009/08/10 21:58]
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[読書]レインボーズ・エンド 

SF長編。ヒューゴー賞、ローカス賞を受賞しているのだから、世間から評価されているといえるのだろう。

本作で焦点の当てられる技術はウェアラブルコンピュータ、AR(Augumented Reality)、高度に発展したネットワークだ。
これらは既に身の回りに出現し始めているため、作品の中で想像を絶するようなぶっとんだ技術が登場するわけではない。
しかし今、目にできる技術が高度に発展し、世界の根幹を形作っている様子は、強烈に目新しく空想が掻き立てられる。
理系ならわくわくすること間違いなしだ。

先を行き過ぎず、想像できる範囲にあるからこそ、SFながらもリアルに感じられる。
そんなギリギリのラインを攻めるのが、とても巧い作品といえよう。


世界観はこんな風だ。(ややネタバレ)
子供たちはウェアラブルコンピュータを使いこなし、一見して操作すら無しに情報を引き出す。
さらにはAR空間では多種多様な空間が交錯しており、人々は自分の好きなAR空間の中で生活している。
どこにいても高速なネットワークに繋がる、究極のユビキタス社会が実現されており、情報の源泉に事欠くことは無い。
頭に情報を詰め込むことではなく、索引を詰め込み、そこから如何にして情報を巧みに引き出すかが究極の処世術。
身の回りにあるものは、ほとんどすべてがブラックボックス状態だが、仕組みを知ることではなく、多種多様の技術を組み合わせて使いこなすことに重きが置かれる。

また医学も高度に発展しており、アルツハイマーの治療、若返りが現実のものになっている。
さらには究極の教育として、短時間に高密度の情報を脳みそに叩き込むことで、知識・技術を習得するシーンも登場。
脳みそへ強力な負荷をかける行為として危険視されているものの、誰もが夢見る体得手段だろう。


そんな世界と向き合う三世代の登場人物たちが、世界レベルの事件を背景に織り成す人間模様。
これこそが本書の見所だと思う。
高度な技術に囲まれた世界に思いを馳せつつ、そんな中でも失われない人間くささ噛み締めて読もう。


レインボーズ・エンド上 (創元SF文庫)Amazonで購入
書評/SF&ファンタジー

  • [2009/08/04 22:31]
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[読書]魍魎の匣(もうりょうのはこ) 

京極夏彦の代表作、長編。
自宅でたまーに開く程度のペースで読んでいたため、読み終わるまでに要した時間は半年ほど。非常に長かった。。。
(コンスタントに読めば、それなりの期間で読み終わるはず。。文庫で1000ページちょっと)

狂気に満ちた世界がたくさん詰め込まれているため、受け付けない人も中にはいるだろう。
しかし、周囲の社会と狂気の世界、こっち側とあっち側のあやふやな境界線をうまく描いているため、文学好きなら抑えておきたい作品といえる。

タイトルにもある通り、「魍魎」と「匣」が物語のキーとなる要素。
「魍魎」は魑魅魍魎(ちみもうりょう)という言葉があることからも、化け物の類かな?と想像できる。
一方の「匣」は、字面の通りの箱だろうか??
そんな疑問を抱きつつ読み進めると面白い。

序盤は「魍魎」と「匣」が表層的な部分に現れ、登場人物やシーンが入れ替わり立ち替わり、物語が凄い勢いで進んでいく。
途中、推理を兼ねた会話のシーンが若干の中だるみだったが、その他はすいすい読み進む。
終盤に向け、物語を巧みに収束させる点が凄い。
多くの登場人物が抱える心の闇、さらには謎の多い各シーンと伏線が、徐々に紡がれる様は圧倒的だ。

ところどころに挿入される、古い文体の物語の断片も世界観を作るのによいスパイスになっている。
国産ミステリィを抑える意味でも、一度は読んでおきたい一冊。


参考:(ネタバレかも)
魍魎の匣 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AD%8D%E9%AD%8E%E3%81%AE%E5%8C%A3



分冊文庫版 魍魎の匣〈上〉 (講談社文庫)分冊文庫版 魍魎の匣〈中〉 (講談社文庫)分冊文庫版 魍魎の匣〈下〉 (講談社文庫)
分冊文庫版 魍魎の匣〈上〉 (講談社文庫)
  • [2009/08/03 23:54]
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2009年前半期に読んだ本 

いつの間にか2009年も半分以上が終わっている。
前半期に読んだ本のリストをば。
間違いなく、読書をサボりすぎ。
仕事に追われすぎなのは間違いなく、もうちょっと時間をうまく使わないとなー。

コメントは読書メータに記録しているものをそのままコピペ。
# リンク張ったりの記事メンテは後日。。

  1. 針の眼
    史実を背景に描く冒険劇。時代背景をうまく使ったスパイ劇だ。

  2. グリーン革命
    上巻:世界のエネルギー事情を俯瞰し、現在の取り組みを整理。マクロ的な取り組みの難しさを説く。
    下巻:社会全体がグリーン革命に取り組むことの難解さを説く。楽天的な一面と慎重な一面の両方が必

  3. あしめし
    アシスタント生活の一端が垣間見られる一冊。

  4. ウォール街のランダム・ウォーカー 株式投資の不滅の心理
    サブプライムローン以前と以後を感じさせられる一冊

  5. カリスマ受験講師細野真宏の経済のニュースがよくわかる本 世界経済編
    分かりやすい。特に通貨に関する知識が深まった。

  6. 油屋店主の旨いものレシピ 油屋ごはん
    長い歴史の間に蓄積されたノウハウを披露。数多くのレシピも食欲をそそる

  7. 1日を2倍に使う!すごい時間術
    ライトな内容。目新しい点はあまりなかった。

  8. 効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法
    生産性の向上施策。合う人、合わない人がいるだろうけど、知っておくに越したことは無い。

  9. 砂の器
    古いのに今でも楽しめる推理小説。エンタテインメント要素も沢山

  10. カリスマ受験講師細野真宏の経済のニュースがよくわかる本 日本経済編
    図も多く、文章も簡単に分かりやすく書かれている。

  11. プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか
    成果を残すには。発見が多い。

  12. ウェブを変える10の破壊的トレンド
    今となってはやや古い内容だが、米国中心の視点でのまとめで参考になった。

  13. 暗いところで待ち合わせ
    意外性は薄いけど、人間模様は好き。

  14. 問題解決プロフェッショナル「思考と技術」
    問題点を網羅し、実現性を考慮しながら実行できるレベルまでブレークダウンする。

  15. 夏と花火と私の死体
    視点がユニークな短編が二編。

  16. そして二人だけになった―Until Death Do
    事象を観察する者によって、解釈がことなる


  • [2009/07/28 23:48]
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[読書]カリスマ受験講師細野真宏の経済のニュースがよくわかる本 世界経済編 

日本経済編に続いて、世界経済編を手に取った。
以前の感想にも書いたとおり、日本経済編では新規に得られる知識が少なく、やや物足りない感があったのは事実。
しかし、この世界経済編は知らないことも多く、非常に勉強になった。
社会と名の付く学問を避け続けた学生時代だったため、知らないことばかりなのだ。

本書に出た中でも印象深い事柄を、メモとしてエントリに残しておこう。

  1. ニクソンショック
  2. ヘッジファンドとポンド危機
  3. アジア通貨危機
  4. ロシア危機、ヘッジファンド危機


関連:
heavy monologue | [読書]カリスマ受験講師細野真宏の経済のニュースがよくわかる本 日本経済編
http://heavyfeather.blog38.fc2.com/blog-entry-1193.html




  • [2009/07/14 23:50]
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[読書]罪と罰(コミック) 

ドフトエフスキーの同タイトル小説に魅せられ、コミック化に至った作品。
重々しいテーマを現代によみがえらせた秀作だ。

全体に漂う暗い雰囲気は、世界観を築くのにぴったり。
「ひきこもり」「少女売春」「理由なき殺人」「家庭崩壊」といった暗く重いテーマばかりを扱っているため、暗い世界観は読者を物語へ没頭させるのにちょうどいい。
マンガを読むのは久しぶりだったけど、やはり直接視覚に訴えかけるパワーは圧倒的だった。

主人公は優秀な成績を納めながらも、何をしていいのか手持ちぶさたな日々を過ごす男の子。
ある日、売春少女と出会うことになるのだが、そこからの展開が凄いスピード。
闇の世界へ足をつっこんで行く主人公の様子は狂気に満ちている。

ある意味では、今の世相を写した作品なのだけど、負の部分をたくさん見せつけられるので、現代社会を憂いてしまうのは間違いない。

小説の方の「罪と罰」は読んだことがないけど、ドフトエフスキーの代表作「カラマーゾフの兄弟」とあわせてチェックしておきたい。



罪と罰 1 (アクションコミックス)罪と罰 2 (アクションコミックス)罪と罰 (3) (アクションコミックス)罪と罰 4 (アクションコミックス)罪と罰 5 (アクションコミックス)

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書評/

  • [2009/07/12 23:49]
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[読書]針の眼 


※多少ネタバレあり

第二次世界大戦当時の史実を元に、凄腕スパイの活躍を描く一冊。
時代背景や都市の名前等は現実に従っているが、その上でつむがれる物語はフィクションである。

舞台となるのはノルマンディ上陸作戦。
当時西ヨーロッパを占領していたナチスドイツの牙城を崩すべく、英国軍(連合軍)が採った作戦だ。
大規模に展開された偽装作戦は見事にナチスドイツの目を欺き、手薄な箇所をついての上陸に成功した。
その結果、地上で戦線を展開し、連合軍が優勢に戦局を運ぶことになるのである。

あとがきにもあるが、史実であるが故に結果は分かっている。
それでも面白い理由は、史実と乖離するんじゃないかと心配するくらい、ぎりぎりのところまでスリリングに物語が展開するからだ。
果たしてドイツのスパイがどのような活躍を見せ、連合軍を窮地に陥れるのか。それがこの物語の見所だろう。

本書に登場する一流スパイ、ディー・ナーデルのモデルは“グウィン・エバンズ”という名の実在したスパイなんだそう。
「ドイツ諜報員の多くが英国に与した中で、大規模偽装工作を看破し暗躍したスパイ」
響きだけでも想像が膨らむが、期待を裏切らないスリリングな物語に仕上がっている。

戦争を伝聞でしか知らない現代っ子だからこそ、戦時のヨーロッパを空想するのによい一冊かもしれない。
過去に繰り広げられた、世界中を巻き込んだ熾烈な戦いに思いを馳せよう。


参考:
ノルマンディー上陸作戦 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E4%B8%8A%E9%99%B8%E4%BD%9C%E6%88%A6


針の眼 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%9D%E3%81%AE%E7%9C%BC




針の眼
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書評/海外純文学

  • [2009/07/01 13:04]
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[読書]効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法 (2/2) 

続き。今回は学びをメモするエントリ。
目次の流れに沿ってメモを記載。

  1. 情報洪水から 1%の本質を見極める技術
    • フレームワーク力
      MECE、ロジックツリーなど、思考フレームワークはこれから勉強したい分野。
      良書を一冊読んでおくだけでも、自分の武器のラインナップが充実しそう。
    • ディープスマート力
      時間をかけて暗黙知を蓄積し、新しい洞察ができる状態。
      これは前エントリにも書いた、貴重な経験を多く積むためのテクニックにつながる部分だろう。
    • 自分の価値を出せないところはばっさり切り捨てる
      時間は貴重な財産。自分が効率よく活躍ができるドメインを見つけよう。
      ただ、自分は全部やればいいじゃん、といった思考がまだ強い。
      どっちを取るか、といわれたら、両方やってみる思考。(ここ数年のチャレンジ的な意味合いが強い)
    • 本代けちらず、良書を読む
      良書にはお金をけちっていてはいけませんね。
      今年は過去の良書に重きを置いて読書を進めたい。


  2. 効率が10倍アップするインプット術
    • 何はなくともノートパソコン。自分の補助脳として。
      索引付けがとても大切な時代。
      瞬時に情報へアクセスできる状態に、自分を置いておくことは大切かも。
    • フォトリーディング、親指シフト、マインドマップなど、自分ならではのOSを整える
      自分なりに多くのモノを習得できる術を身につけよう。
      速読は身に着けたいけどなかなか実行に移せず。
      インプット術/アウトプット術の両面に関して、徐々に改善をしていこう。
    • アナログ入力とデジタル入力をバランスよく使い分ける
      これは同感。どちらも大切。
      特にデジタル入力に比べて、アナログの入力は労力を必要とするため、貴重な機会を逃さないようアンテナを張って過ごす。
    • マスメディア情報を減らし、実体験、他者体験、良書を三大情報源とする
      自分はインプットの中でも、マスメディア情報を多く取り入れている実感がある。
      息抜きをかねつつも、世間の感覚を取り入れたり、新たな情報を仕入れたり。
      ただし、過多になるのはよくなさそうな気がしますが。
    • 空・雨・傘。情報の三段階
      思考フレームワークの一種。
      空は事実。「見上げると曇ってきた」
      雨は解釈。「雨雲が出てきたので雨が降ってきそうだ」
      傘は行動。「雨が降りそうだから、傘を持っていこう」
    • 睡眠は投資。よく運動して、よく寝る
      自分はといえば、睡眠時間を削って全部やってみる方向に走っている。
      睡眠時間を削って成果を収める人も多いけど、自分は間違いなくそっちよりの志向。


  3. 勝間流、読書投資法
    1. 本は著者との対話
    2. すぐに読まない本でもとりあえず買っておく、読まない本は買わない
    3. 5000円いないの本は迷わず買う
    4. 自分のテーマのアンテナを張っておく
    5. ベストセラーは読みやすいが、中身が濃いとは限らない
    6. 保管しておくのは買った本の10分の1
    7. 本を読むときは速読スキルを含め、スピード最優先


  4. 成果が10倍になるアウトプットの技術
    • 自分独自のアウトプットを作って、インプット情報を自分で確かめてみる
      あれこれ使ってみるのもありかな。
      blog, twitter, mixi, email, gtalkなどなど、あれこれ使っている自分。
      文章を書く際に、身構えることなくすぐに始められるだけでも、よい習慣なのかも。
      (最近とみにメールを書くシーンが多い)
    • 自分の学びを言葉で表現してみる
      「ロジカル・シンキング」を読む。良書ですね。
      思考スキルの幅と深さを鍛えることは、あらゆるシーンで役立つ。
    • 自分の学びを常に数字に置き換えるクセをつける
      これは自分になくて、身につけたいスキル。
      まずは定量評価をする癖をつけたい。
    • 自分の学びから情報を絞り込み、軸を発見する
      思考フレームワークの習得につながる。
      簡略化、階層化、フレームワーク化。ピラミッドストラクチャ、MECE。
    • 自分の学びをブログに統合して表現してみる
      分かりやすく、興味を持ってもらえるようなアウトプットを身につけるための訓練になる。
      こつこつと鍛えよう。
    • 自分の学びを本として出版してみる
      アウトプット力を身につけて、チャンスを作る。
      これはハードルが高そうだけど、出版を目指して能動的に活動をすることも大切そうだ。


  5. 知的生活を根底から支える生活習慣の技術
    • 喫煙・飲酒など知的生産の6大危険因子を極力遠ざける
    • 隙間時間を有効活用するクセをつける
    • 睡眠時間をしっかり確保し、情報整理とストレス解消に役立てる
    • 知的生産の集中力をつけるために、体力をつける
    • 頭の健康にいい食生活を心がける
      白いもの、動物性タンパク質はひかえる。
      とりあえずは小食思考がよさそう。昨今の食文化は過食だと思います。


  6. 自分の力が10倍アップする人脈作りの技術
    • 情報をGive&Give&Give&Give&Giveする
      アウトプットを増やすと、人が集まり、人脈も増え、インプットも自動的に増える。=新たな学び。
      大切な心がけ。
    • メールの質・量を高めて、つながりを広める
      メールでのつながり。その人のブランディング。
      生き方によるだろうけど、パーソナルブランディングという考え方は、これからますます大切になるかも。
    • コミュニティ、メーリングリストを活用して、人の集積基地になる
      自分でリーダーになって運営してみよう。
      ネットワークのハブになるのだ。
    • ランチミーティングを上手に併用する
      お手軽に人脈を構築するためのティップス。
      establish & maintain relationship.
    • 自分のコミュニケーションスタイルを尊重する
      無理をしても仕方が無い。
      その人にあったスタイルを大切にしつつ、アクティブな活動を心がけよう。




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勝間 和代
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