エッチング技術を使った栞 

本日、唐突に写真の栞を頂きました。
(撮影が微妙なのは突っ込まない方向で)
今の時期に戌年仕様の栞を頂くということは、余り物だったんでしょうか。w

エレクトロニクス方面でのエッチング技術を使っているらしいのですが、自分の仕事とは直接関係ないので、詳細は不明。
やたらと豪勢な作りなので、利用を躊躇してしまうのですが、どうしようかな。
時期は外しまくっているけど、贈り物に使うと喜ばれるかな〜?

shiori

shiori2


参考
エッチング - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%B3%E3%82%B0
  • [2006/10/31 08:01]
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[読書]共感覚者の驚くべき日常 

原作は1993年。やや古い書籍である。
邦訳版は2002年に出版されている。
ちょっと間が空いているが、そのころ日本で脳科学ブームがあったんだっけ?

共感覚とは、ある刺激が同時に他の感覚も刺激するような感覚を指す。
つまり、音を聞くと色が見えたり、何かを食べると味覚と同時に何か物体を触っているような感覚を覚えたりするのである。
この感覚を持ち合わせる人は思ったよりも多いらしく、中でも音が色を見せる「色聴」を持つ人は多いらしい。

本書の物語は、脳科学者が共感覚者と出会い、謎を解明して行く形で進められる。
従って、気軽に読める内容になっており、事前知識が無くてもすんなり読み進められるのがよい所だ。

脳科学の分野に触れる機会は極めて少ないため、知らないことも多かった。
ほぅ、と思った点を以下に。
  • 意識と動作
    行動を起こす際、脳では一秒くらい前から準備をしている。
    即ち、自分で行為を意識する前から、脳では活動を開始しているのである。
    例えば指を動かす場合、自分が意識して動かしていると思いがちだが、自分で動作を意識する前から、脳では指を動かす指令が飛ぶなどの準備が始まっている。
  • 情動と理性
    皮質は現実のモデルを包含し、外界に何が存在するかを分析するが、その情報の突出性を決定するのは辺縁脳である。
    つまり、膨大な情報から必要なものだけを選択・認識するのは、情動を司る辺縁脳だということだ。
    したがって、私たちの行動を究極的に形成するのは情動的な評価であり、理屈で考えているのではない。
  • 機能の局在化
    神経インパルスの流れは直線的ではなく、並列的、分散的、多重的である。
    情報を伝達する経路も、神経だけではなく並列的に動作しているらしい。
    また機能の局在化は一対一ではなく、分散システムとして考えられている。
    分散システムは多数対一のマッピングであり、ある脳部位が多数の機能に寄与しているのである。

共感覚の謎を追う中でこれらの事柄が判明し、最後には共感覚の持ち主の脳がどのように活動しているのかが分かる。
共感覚自体だけでなく、その感覚の持ち主の様子や脳の活動が気になる方は一読をオススメする。
やや古い書籍なので、今ではさらに多くのことが分かっていると思う。

自分の関わらない分野の本を読むと、新たな発見が多くてとても面白いですね。


参考
共感覚 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B1%E6%84%9F%E8%A6%9A



共感覚者の驚くべき日常―形を味わう人、色を聴く人
リチャード・E. シトーウィック Richard E. Cytowic 山下 篤子
草思社
売り上げランキング: 52,236

  • [2006/10/30 09:10]
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缶詰 

今週に入ってから、お仕事で市ヶ谷の某検証センターに缶詰状態です。
缶詰とかいいつつ、とてもよい環境なので、本来の職場よりも検証センターで普段から仕事をしたいくらいなんですけど。

なにがよいかというと・・・
  1. 椅子がとてもよい。体に凄いフィットするし、体に負荷がかからない。
  2. デスクが広く、快適な作業スペース。さらに、周りに気が散る要因も少ない。
  3. 飲み物がフリー。自販機のボタンを押せば、無尽蔵に飲み物が出てくる。魔法の機械。


ついでに隣が日本棋院。
棋士に会わないかなとほんのり期待しつつ、まったりとお仕事。
  • [2006/10/26 08:36]
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誕生日が一緒 

どうやら私はiPodと同じ誕生日らしい。
すなわちナイナイの矢部っちも、iPodと同じ誕生日というわけだ。
ついでにWikipediaで10月23日を引いてみたら、ジャニーズ事務所社長のジャニーさんも同じか!


参考
maclalalaweblog: Good for the Soul:Jobs のインタビュー
http://randomnotes.weblogs.jp/maclalalaweblog/2006/10/good_for_the_so_5dd3.html


10月23日 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/10%E6%9C%8823%E6%97%A5

  • [2006/10/25 08:24]
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[読書]テレビCM崩壊 その3 

●プッシュ型から、プル型への移行
恐らく、ここがTVとインターネットとで、最も異なる部分だろう。

TVCMに代表されるマス広告は、悪く言えば情報を垂れ流しているだけだ。
このように広告主が一方的に押し付ける広告方式を、プッシュ型と呼んでいる。
視聴者は観たくて観ているわけではなく、広告を押し付けられているのである。

一方のインターネット広告で多く見られるのは、コンテンツマッチによる広告である。
興味のあるユーザはその先にあるキャンペーンサイト等を訪問し、さらに詳細な情報を得るという流れ。
ユーザ自らが、興味のある事柄に関してアクションを起こし、広告から情報を引き出すのだ。
このユーザ主導で情報を引き出す広告手法を、プル型と呼んでいる。

上記のようにユーザ主導であるか否かという面で、TVCMとインターネット広告の性格は大きく異なる。
この性格の違いは、消費者行動にも影響が強いんじゃないかと思っているのだけど、考えがまとまらないのでまたそのうち。



広告業やマーケティングに興味のある方は、読みながらあれこれ考えることができて面白いと思う。
私自身、他にもあれこれ考えたことはまだまだあるのだけど、書ききれないのでこの辺で。



  • [2006/10/24 08:35]
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birthday 

誕生日を迎えてしまいました。
そろそろ、この言い方が相応しい年齢です。

おめでとうというメールが来ても、本人におめでたい感が薄くて、なんとも微妙な返事しか出来ません。^^;
でも、祖父母、両親には感謝する日。
  • [2006/10/23 08:41]
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[読書]テレビCM崩壊 その2 

●CMからの誘導
最近のTVCMにみられる傾向の一つに、インターネットへの誘導がある。
有名どころとして、Life Cardのオダギリジョー出演のCMが挙げられる。
「続きはWEBで」としておいて、CMの続きのストーリーをインターネットで動画配信しているものだ。
この広告が巧いのは、TVCMだけを観ても楽しめる点と、インターネットではマルチストーリーになっている点だと思う。
特に前者が重要で、誘導のためには、視聴者が気になってしまうCMを作るのことが最も重要なポイントだろう。

このように、広告から検索させる手法が多く見られるようになってきた。
TVCMだけではなく、電車内の広告にも多い。
これらの広告は検索させることでマーケティングサイトへ誘導を図っているわけだが、正直、個人的には懐疑的な印象のある手法だ。
しかし、この方式のTVCMを観て、実際に検索を行うユーザは3割いるという結果があったり・・まじですか・・。
(Webアンケートであることと、恐らく興味のあるユーザが回答している点に注意が必要)

この手法で、ちょっと怖いなと思うのは、SEOスパム等によりフィッシングサイトへの誘導が行われる可能性があることだろうか。
特定のキーワードで検索を行わせるため、悪意ある業者がSEOスパム等の手法で、検索結果の上位にフィッシングサイトが来るように仕込むことが不可能ではないはずだ。
逆に、広告を打つ側としては、検索結果のトップに、キャンペーンサイトが出てくるように準備をしておかなくてはならない。


閑話休題。
最近では携帯電話をいじりながらテレビ番組を視聴するというスタイルが出来つつあるらしい。特に若年層で。
そのような人たちが手に持っている携帯電話を利用してもらい、検索への誘導をすれば、CMとWebがうまくつながるかもしれない。
特にGoogleやYahooがモバイル検索へ参入した今、テレビを見ているときに手の中にある携帯電話を使わせる、といった番組作りはありじゃないだろうか。
これを考えると、モバイル向けのリッチなサイトは今後需要が高まりそうだ。

加えて、PCの前にいながらテレビも見ているという人も、そこそこ居そうな気がする。
昔は2ちゃんねるの中継(ライブ?)板を見たこともあったが、同じ番組を観ている人たちと一緒に盛り上がれるのは楽しそうだ。
TV+PC, mobileでインタラクティブなコンテンツが展開できれば、バイラルマーケティングも展開しやすいはず。
まずは、パブリックビューのように感情を共有するところからスタートし、その延長で購入活動に結び付けられれば、大成功だろう。

私は、テレビ視聴の文化が急に崩壊するわけではないのだから、絶望しすぎることはないだろうと思う。
従来の視聴者が、インターネット等の他メディアへ移動してしまうことは止められないだろうが、親和性に気を配れば共存も可能なはず。
また従来のTVCMに比べれば、インターネット向けの広告は、お金をかけずとも工夫次第で十分効果のあがる広告が作れる気がする。
チープ革命に便乗することも重要ではないだろうか。


参考
Japan.internet.com デイリーリサーチ - CM 視聴者の3割が実際に検索、最近流行の「○○で検索してください」
http://japan.internet.com/research/20061003/1.html


ITmedia エンタープライズ:URLを意識しなくなる日 (1/3)
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0610/16/news023.html
  • [2006/10/19 20:11]
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[読書]テレビCM崩壊 その1 

少し前に、広告やマーケティングを生業にする人たちの間で、話題になっていた書籍。
原著は2005年、日本語訳版が2006年7月発売なので、情報が新鮮なのがミソ。
広告業界における最新の動向を追いかけることができる。
# メモを起こしている間に、GoogleがYouTube買収を決め、それについてもあれこれ考えることができてお得だった。

読後に一番強く思ったのは、“CMそのものがエンターテインメントであるべき”という点。
テレビを視聴する時間や機会が徐々に減ってきている今、マス広告は視界に入ったり聞こえてきたりする少ない機会を生かすために、思わず見入ってしまうようなCMを作る必要性が強くなっているだろう。

以降、3回に分け、読んでいる中で特に気になった点を記しておく。

●文化の違い
まず、この本を読む際には、アメリカの事情を踏まえての語り口であることに注意を払うべきだと思う。
アメリカではCATVの普及率が高いと聞く。
すなわち、お金を払ってCMの入らないテレビ番組を視聴するスタイルが浸透していると思われる。
一方、日本ではお金を払ってテレビを視聴するというスタイルは、まだまだ一般的とは思えない。
テレビで視聴するのは民放の地上波放送であることが多く、意識せずともCMを目にしている場面は多いはずだ。
つまり、少なくとも日本国内においては、依然としてテレビCMのリーチ率は高い。

ただし意識してCMを見る機会は減っているように思う。
実際に自分の視聴スタイルを振り返ると、目的のTV番組を録画している場合はCMをスキップしている。
HDDレコーダの普及によって、この傾向はますます強くなるだろう。
CMも時間固定ではなく、それ自体で楽しめる長編CMのようなものを流せばいいのになぁと思う。
CMの時間は体で覚えてしまっているため、○○秒スキップボタンを○回押せば、CMが終わることが分かってしまうのだ。
時間を変動させることにより強制的にCMを見せることは、反感を買う一面もあるだろうが、面白いCMであればさほど問題は無いように思う。
視聴者からスキップ操作を奪い取っているわけではないので、どうしても嫌なユーザはCMを飛ばせばよい。
広告主からすれば、ちらっと視界に入る程度でも、ファーストコンタクトの機会を得ることは、飛ばされてしまうことと比較すればずっとましなはずだ。



  • [2006/10/18 12:48]
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BlackHat Japan 2006 Briefings のメモ3 

これが最後のメモになります。

●ボットネットの発見、追跡、影響緩和のための、マルウェア捕獲
 ゲオルグ・ヴィヘルスキー & トールステン・ホルツ

ボットネットを追跡するための、3つのツールの紹介があった。
  1. nepenthes: ハニーポット構築用のツール
    特定の脆弱性を模倣するエミュレータモジュールを用意し、そこへの攻撃を観察できる。
    また、攻撃で使用されるシェルコードが実行できるシェルコードモジュールも用意されており、攻撃の流れを観察できる。
    攻撃の中でマルウェアを外部からダウンロードさせようとする場合には、ダウンロードが成功したかのように見せかけるダウンロードモジュールも用意されている。
  2. CWSandbox: マルウェアの挙動を追跡するためのツール
    マルウェアの挙動を観察するための、サンドボックスを用意できるツール。
    APIのフック、コードのオーバーライト、DLLインジェクション等が利用でき、動作の詳細な部分まで把握できる。
  3. botsnoopd: ボットネットを追跡するためのツール
    ボットネットで利用されているプロトコルを模倣し、Botクライアントをモジュールとしてエミュレートすることで、動作を把握できる。
    このソフトの正式版はまだ公開されておらず、近く公開する予定とのこと。


●Winnyのプーさん
 杉浦 隆幸

Winnyの暗号を解読した、ネットエージェント株式会社の杉浦氏による講演。
最近では、Winny利用の目的も変わってきており、流通コンテンツはアニメがメインになっているとのこと。(特に地方では視聴できないようなモノ)
現在よく利用されているP2PソフトウェアにはWinnyとShareがあるが、二つを比較するとWinnyはよく出来ているとのこと。
作者の金子勇氏が、フィードバックを経て何度もバージョンアップを繰り返したため、パラメータのチューンがよくできているらしい。
豆知識として、Winnyのアイコンはニューヨークの写真ということを紹介していた。
あわせて、ある程度ファイルサイズの大きなものになると、ファイルサイズから一意にファイルが定まることも紹介していた。

Winny上で流通しているマルウェアは亜種が多く、セキュリティベンダーもほんとど対応していないため、アンチウイルスソフトによる検出は難しい。
またWinnyを取り巻く現状は、金子勇氏の裁判の行方を見守っている状況。
漏洩したファイルのダウンロードや、ACCS会員の著作物をアップロードすると警告が来るようだが、今の所は警告止まりの場合が多い。


●カーネル内でのWindowsフォレンジック分析を排除する
 ダレン・ビルビー

事故や何らかの被害にあったとき、証拠保全を如何にして行うか、の講話。
揮発性の高い情報(メモリ内の情報や、ネットワークのコネクション情報)は、早急に保存しておく必要がある。
PCを起動したまま、即座にデータバックアップを行うLive Imagingができれば一番良い。
サービスを停止すると損害が発生するような場合には特に重要な要素である。

後半では、証拠保全のためのRootkitの紹介があった。
より低レベルな位置にRootkitを設置しておき、攻撃者からは身を隠しながら逐次証拠を保存していくというものだった。
見えないところでツールが稼動しているのは不気味だが、未知の攻撃に対する証拠を確実に抑えるためには、このくらいの対策が必要なのかもしれない。


参考
Winnyはどこまで危険か - CNET Japan
http://japan.cnet.com/news/sec/story/0,2000056024,20265907,00.htm

BlackHat Japan 2006 Briefings のメモ2 

●AJAXウェブアプリケーションへの攻撃: Web2.0の脆弱性
 アレックス・スタモス & ゼーン・ラッキー

Ajaxを使う際のセキュリティ面の懸念事項を紹介しており、特に以下の事項についてのお話があった。
  • XSS(Cross Site Scripting)
  • XSRF(Cross Site Request Forgeries)
  • FlashにおけるXHR(XMLHttpRequest)の制限

XSRFは、mixiの自動日記投稿で問題が顕在化していたのが記憶に新しい。
サーバ側へcrossdomain.xmlを設置しておくだけで、Flashのクロスドメイン制限が解除されるため、使用の際は十分注意が必要だとのこと。
(ググるとやばそうなサーバ一覧がずらずらと・・)
JavaScript周辺では、JSONPでクロスドメインを実現するサービスも出てきているため、この周りの知識はしっかり仕入れておきたい。

講演の最ではAjaxウェブサービス作成のフレームワークの紹介があった。
DWR、Atlas、Google Web Toolkitを紹介していたが、「これだ!」というものは無いらしい。
これらを使うにしても、XSSやXSRFに注意して開発を進める必要があるとのこと。


●イントラネットへの外部からの攻撃:進化するJavaScriptマルウェアとブラウザー奪取の危険性
 ジェレマイア・グロスマン

イントラネット上にある機器には、Webインタフェースから設定が行えるものが増えている。
その上でのXSSやXSRF等の脆弱性にも、十分に注意を払う必要がある。
またFWはHTTPを通す設定が多いため、イントラネット上のPCをマルウェアに感染させ、収集させた内部情報を外部にPOSTさせて、インターネット側でデータを受け取るという手法が流行りつつある。
実際にJavaScriptで80番、443番のポートスキャンを実行させるデモを行っていた。
FW等による境界セキュリティモデルだけで満足してはいけないというのが要点。


●国際化されたソフトウェアへの攻撃
 スコット・ステンダー

マルチバイト対応が進む中でのセキュリティ問題についての講話。
エンコード/デコードが行われる中で、想定外の攻撃を受ける場合がある。
例えばWin32APIのWC_NO_BEST_FIT_CHARSは無効にするのが望ましい。
有効にしている場合、対処を怠るとSQL Injectionに利用される場合がある。
エンコード/デコード周りの話は、知識もさることながら慣れが必要な気がするなぁ。


参考
【レポート】Black Hat Japan 2006 - 外部からイントラネット内にも攻撃可能、JavaScriptマルウェア (1) イントラネットには外部からアクセスできないという「認識」 (MYCOMジャーナル)
http://journal.mycom.co.jp/articles/2006/10/07/blackhat/

BlackHat Japan 2006 Briefings のメモ1 

10/5〜6にかけて、表題のイベントへ参加した。
そんなわけで、数回に分けて各講演のメモを残しておこう。

●イベント概要
会場は京王プラザホテル。東京都庁の目の前だ。
一流ホテルだけあって、イベント参加は84,000円也。
基本的にエンジニアが集うイベントで、受付等の事務方も恐らくそっち方面。
そのためか不慣れそうで、初日の受付はグダグダだった。^^;
だけど会場の高級感に加え、ランチボックスやコーヒーが振舞われたため、現金な私からすれば不満はなし。
参加により頂けるものは、分厚い講演資料集、PDFを収録したCD-ROM(裏面が黒く懐かしい)、鉛筆三本、付箋紙をいくつか。
他にも、受付ではTシャツの販売を行っていました。買いませんでしたが。


●基調講演:「脅威と技術の意味の変化....日本では今何が起きてるの?」
 岡谷貢:防衛庁統合幕僚監部(元内閣官房情報セキュリティセンター参事官補佐)

セキュリティ業界全般に関する動向や考察を講演。
スピアメール(スピアフィッシング)という単語が、日本でのみ使われていることは知らなかった。
海外ではTargeted Attackと呼ぶらしい。
また攻撃側は、昔は技術的な興味からいたずら目的だったが、近年では金銭的な利益が目的となっている。

最近よく耳にするようになった0day攻撃、すなわち脆弱性が知れ渡ったその日のうちに攻撃が始まる事象がある。
もちろん防御側のパッチはリリースされていないことが、ほとんどだ。
0-day攻撃はさらに発展しており、攻撃側が自ら発見した脆弱性情報を他に漏らすことなく、自分だけが利用して利益を得ようとする攻撃がある。
他には誰も知らない脆弱性を利用するため、防御が難しく発見されにくいという特徴がある。

昨今では攻撃側が手を組むようになってきているため、防御側(我々)もコミュニティを形成し、力を発揮して行く必要がある、というのが講演で一番言いたかった点だろう。


参考
Black Hat Japan 2006 Briefings
http://www.blackhat.com/html/bh-japan-06/bh-jp-06-jp-index.html


変化する“情報セキュリティ”の意味、防衛庁統合幕僚監部の岡谷氏が講演
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2006/10/05/13530.html

積読ならぬ、積視(?) 

フジテレビで深夜放送していた、24のシーズン4を録画していたのだけど、まだ一話も見れていない。
そして、バイラルマーケティングで話題沸騰の、涼宮ハルヒも見始めたのだけど、これも全話だと結構な時間になりそう。
撮り貯めた映画も多くなってきて、やばし。

Ragnarokに手を出す前は、テレビ番組を普通に消化できていたことを考えると、いかにゲームに時間を使っているかがわかる。
次、課金が切れたら、暇ができるまで一旦休止しようかなと・・。
  • [2006/10/12 13:00]
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GoogleがYouTubeを買収したのは意外だった 

GoogleがYouTubeを16億5千万ドルで買収した。
もともとユーザ投稿型のビデオ共有サービスとしてGoogle Videoを持っていたため、YouTubeを買ったのは、個人的には意外だった。
もろ被りの競合サービスを買収することは、今まで無かった気がする。

私が抱いていたイメージでは、競合があれば、それを凌駕するものを自らの技術力ですぐにサービス展開してしまうのがGoogle。
もしくは、keyholeやwritely、urchin等のように、現在のサービスを拡充するための買収を行い、さらに充実したサービスを打ち出す。
しかしながら、今回の買収は現在のサービスの拡充ではなく、置き換えになってしまいそうに見える。

YouTubeは単純に言えば、ユーザから投稿された動画を掲載するサービスなわけだが、blogなどの外部サイトから動画への直接リンクを、いち早く許したのが巧みだった。
動画の形式にはFlashを採用、さらに画質を抑える代わりにレスポンスのよさを選択した点も、ユーザ参入の障壁を低くした。
これら試みは大成功を納め、YouTubeは多数のユーザを獲得し、動画投稿・共有サイトのデファクトとなるに至った。
Googleは、これらの巧みな流通システムを買収したと考えれば、ある意味、現サービスの拡充とも取れるのかもしれない。

一方、YouTubeは著作権を無視した動画投稿に事後対応するという姿勢を貫いているため、グレーなイメージが強い。
さらに未だ黒字には至っておらず、ビジネスモデルも定まっていないサービスである。
そんなYouTubeを、今買うという決断をするあたりには、Googleらしさが出ているのかもしれない。
今回の買収が、英断になればよいのだけど。

YouTubeが一番凄いのは、(今のところ)障害を巧みにかわし続け、グレーゾーンを走り続けられている点なのかもしれない。
Webサービスにおいては先行優位性がかなり強いなと私は思っているのだけど、YouTubeはその点では大成功を収めたと言えるでしょう。
Googleに取り込まれることで、今後どのようなビジネスモデルを確立し、他サービスとの連携を図って行くのか、注目したいところです。
# とりあえずGoogleの広告は掲載されそうだな。^^;


参考

Google Press Center: Press Release
http://www.google.com/press/pressrel/google_youtube.html


YouTube - A Message From Chad and Steve
http://www.youtube.com/watch?v=QCVxQ_3Ejkg


ユーチューブ買収は成功するか--過去のネット企業買収を振り返る - CNET Japan
http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20266088,00.htm


10/12 追加
Futurevolution: GoogleがYouTube買収
http://danpaleta.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/googleyoutube_ffa9.html
  • [2006/10/11 12:49]
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9月に読んだ本 

中旬から忙しくしていた割には4冊読んだ。
何気にがんばったと思われる。
ここのところ、読んだ本には書評をつけるようにしているので、各月のまとめもリンクを貼るだけとか楽を始めた。^^;
あと、最近はゲーム(Ragnarok Online)をやりすぎな気がしてきた。反省反省・・。


  1. ハッカーと画家
    http://heavyfeather.blog38.fc2.com/blog-entry-558.html

  2. 有限と微笑のパン
    http://heavyfeather.blog38.fc2.com/blog-entry-564.html

  3. 知られざる特殊特許の世界
    http://heavyfeather.blog38.fc2.com/blog-entry-565.html

  4. モモ
    http://heavyfeather.blog38.fc2.com/blog-entry-569.html

  • [2006/10/10 08:31]
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ネタ紹介エントリ 

後で見るネタを整理してた中で面白かったものをずらずらと。
たまにはネタ紹介エントリでもいいかなと。

「COLUMN」:巨大化するタオル : Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン)
http://www.gizmodo.jp/2006/09/post_136.html

なんだかすごい。買うかと言われれば微妙なんだが。w

綾瀬メソッド
http://kowagari.net/diary/archives/other/ayasemethod/

教えて貰ったネタ。
学会発表直前だったから、思わず取り入れてしまいそうだったけど、踏みとどまりました。
かろうじて。

2006.9.14 Wii Preview - Wii
http://www.nintendo.co.jp/wii/topics/wii_preview/

任天堂の岩田社長により、Wii発表会のプレゼン資料。
ちょっと話題になってたので見てみました。
個人的には内容もさることながら、公式なプレゼン資料発表のサイトとして、よくできているな〜と感じました。

はてなブックマーク - YouTube - 言葉にできない more than words can say
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.youtube.com/watch?v=LIhbap3FlGc

久しぶりに凄いウケタ動画

  • [2006/10/08 05:33]
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[読書]モモ 

名著と名高い童話(?)。
哲学者ミヒャエル・エンデの著作で、邦訳版は1972年に出版されたようだ。

内容は、女の子モモと、時間泥棒達との戦いである。
# 戦いというと仰々しいか?

読了後、時間というものを、どのように捉えればよいのかを考えさせられる。
自分の生活を振り返ってみると、果たして満足の行く生活を送っているのだろうか。
そんな哲学的な思考に耽ってしまう。

作中に直接的なメッセージがあるわけではない。
あくまでモモという女の子が織り成す物語を通じて、間接的にメッセージを受け取ることになる。
読み進めるうちに、じっくりと心に染み込む感覚だ。

地方出身で、現在東京近辺で過ごしている身としては、「時間」は考えさせられるテーマ。
東京で働いていると、時間の流れ方が速い気がする。
それに比べ地方での生活は、身の回りの物事がゆっくりゆったりしている。
決して地方の方がいいと言っているわけではなく、それぞれによいところがある。
忙しない時間の流れに身を置いていると、ふと自分を見つめ直したときに、成長していることを感じることができる。
身を削っている感覚はあるけど、その分なにかを得ているのは確か。
逆に、ゆっくりとした時間に身をゆだねていると、心身ともに健康を保てるのだけど、何か物足りない。
のんびりしていることに対する焦燥感がある。

今の自分は、若いうちは忙しく過ごして、晩年のんびりできればいいや〜と考えている。
今はほんの少し無理しつつ成長を図りたいなと。
各人の考え方に基づいたライフスタイルについては文句のつけようはないのだけど、自分に限って言えば、そんな感じ。

ライフハックなどの話題に飛びつきがちなのは、周りの時間が早く流れるからかなぁ。


モモ
モモ
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ミヒャエル・エンデ 大島 かおり
岩波書店
売り上げランキング: 826

  • [2006/10/04 12:55]
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電子書籍リーダは普及するのか? 

松下電器が電子書籍リーダ「Words Gear」を発売すると発表した。
これまでにもΣブックやLIBRIeなど、多くの電子書籍リーダーなるデバイスが発売されたが、いずれも普及したとは思えない。
今回発表された「Words Gear」はカラー液晶、タッチパネルを搭載しているのが特徴だろうか。
しかし、書籍を読むデバイスとして見た時、方向性がずれているような気がする。
# 勿論、技術を追うエンジニアの視点に立てば、面白いのだけど

個人的に電子書籍リーダとして欲しい機能を以下に挙げてみる。
(持ち歩くことを想定している)
  1. 雑に扱える気軽さ
    本のよいところは雑に扱っても壊れないところだと思う。(水に沈めるとかは無しね)
    さらに、少しの隙間があれば収納ができて、持ち運びやすい。
    手にとって読む際にも、変形することで手にフィットするし、自分の読みやすい体勢を得られる。
    そんなわけで、頑強かつ柔らかな作りが必用な気がする。(難しいだろうけど)
    今の電子書籍リーダは高価で、それに見合うだけの高級感を漂わせているために、扱いが慎重になりがちだ。
    鞄にひょいと放り込めるくらいに、気軽に扱えるのがよいと思う。

  2. 価格を抑える
    「Words Gear」は4万円程度の価格になるようだが、いくらなんでも高すぎだと思う。
    電子書籍リーダーとして売り出すからには、まずは本を読むデバイスとして認知されるはず。
    果たして本を読むデバイスのために4万円も払う人は、十分にいると考えているのだろうか。
    4万円払うような人なら、ビデオiPodやマルチメディアプレイヤも選択肢に入るだろう。

    普段持ち歩いて読むような本は、一冊一冊がさほど高価というわけでもないので、最悪燃えたりしても諦めは付く。
    しかし、何かの拍子で鞄を落としてしまい、4万円の機器が壊れたら・・・と考えると持ち運びも深刻な懸案事項だ。
    それを考えると、機能を絞って気軽に扱える価格帯を実現することが望ましいと思う。
    実際に持ち運んで使われている、タフな機器としては、1万円台のNintendoDSが思いつく。

  3. バッテリの持ち
    通勤時間やその他の空き時間を利用するとして、一日2時間程度起動すると仮定。
    1〜2日くらいは充電を忘れても大丈夫という感覚なら、バッテリは6〜8時間程度持てば十分だろうか。
    もちろん長く持てば持つほどいいとは思うけど、それで価格が高くなるなら、拡張バッテリをオプションにすべきだろう。
    携帯電話、ポータブルミュージックプレイヤなどの普及により、充電するという行為は習慣化されているので、大きなストレスにはならないと思う。


近年では、携帯電話やマルチメディアプレイヤでも、電子書籍を楽しむことができるようになった。
それらのモバイル機器と真っ向から対抗しても勝ち目は薄いと思うので、電子書籍リーダと銘打つだけはあると思わせるような、本を読むことに特化した機能が必要なんじゃないかなぁと思う。
コンテンツは期間限定でいいから、活字なら200円くらい、コミックなら100円くらいであれば、どんどん買いたくなるかな。

まとめると、タフで安い端末。
高価になるのなら、カラー化は二の次。
シンプルに白黒で活字を読めればよいです。

機能としては、全体のうち、どの辺りを読んでいるとか分かると嬉しいかも。
あと、線を引っ張ってメモつけられるとか。
このくらいのことが出来て1万円台なら買うかな。
・・・結局ユーザは我侭だ。


参考
松下、カラー液晶搭載の電子書籍リーダー『Words Gear』を発表――コミックやライトノベルの配信も開始
http://ascii24.com/news/i/hard/article/2006/09/26/664806-000.html


ITmedia News:松下・角川・TBSが電子書籍を共同展開 新端末も
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0609/26/news090.html


電子書籍事業で新会社を設立、文庫本サイズの読書端末も発表--松下電器など3社 - CNET Japan
http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20248587,00.htm
  • [2006/10/03 12:55]
  • IT関連 |
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朝っぱらから・・・ 

今朝は、久しぶりに寝ぼけた朝だった。
目覚ましがなる10分くらい前に目が覚めて、時間を確認するために、机の上の目覚ましに手をかけようとしたところ、呑み残しのカップをひっくり返す。
見事に机の上のみではなく、キーボードまで浸水。(位置関係が複雑)
やべぇ!と一気に目が覚め、あたふたと拭き掃除。
非常に不毛な朝。

その後も、あれこれひっくり返して隣近所に迷惑な住人になってました。
すいません。orz

今日はドジっ子度数が上がっている予感がするので、気を引き締めて行動しよう・・。
# 自分で書いておいてなんだが、ドジっ子度数ってなんだ
  • [2006/10/02 08:35]
  • 雑記 |
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