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[読書]珈琲一杯の薬理学 

コーヒーがどれだけ体によいのかを、得々と語る一冊。
よいところばかりを強調しているので、軽くエセ科学を語られているような感覚に陥ってしまった。^^;

本書の構成は大きく二つに分かれており、前半はコーヒーが生活の一部になるまでの歴史を紹介している。

時代背景によってコーヒーがどのように扱われていたのかの紹介がとても面白い。
コーヒーは、昔は今とは違い手軽に毎日飲めるようなものではなかった。
栽培に成功するまでは、天然のコーヒーノキから採れる少量の豆だけに頼っていたため、とても貴重な品で非常に高価だった。
世界中からの需要を満たすため、各地でコーヒー栽培が試みられたがサビ病などの病気が大敵らしくなかなかうまくいかない。
そんな中、ジャワ島への二度目の栽培がうまくいったことを機に、量産が始まったようだ。

また、コーヒーがなかなか手に入らない時代には、イギリスで女人禁制の飲み物に指定された。
嗜好品のコーヒーを楽しむお店、つまり喫茶店のような場所が男達の社交場となり、夜通し語り合うなど家庭を顧みない男達が続出。
その結果コーヒーを巡り男女間での諍いに発展する、なんて面白い出来事も紹介されている。
こんな歴史もあって、イギリスでは紅茶の方が親しみ深い飲み物になったそうだ。


本書の後半ではコーヒーのもつ薬学的な効果を紹介している。

コーヒーの薬学的効果は多種多様で、かつては薬として処方された場面も多々あるそうだ。
実際に医薬品として処方されている薬の主成分の中には、コーヒーに含まれているものも多い。
ウイルス性肝炎、パーキンソン病、メタボリックシンドロームなど様々な病気に効果のある薬学成分が含まれる。
また、喫煙者はパーキンソン病にはならないと言い切れるほどの疫学的調査結果があるらしいが、肺への影響など副作用が非常に強い。
それに対し、コーヒーは副作用なしに様々な病気に効果があるのが魅力なのだ。

一方で、コーヒーは焙煎により化学反応が促進され、含有成分が大きく異なってくるなんて特徴も面白い。
たとえば遺伝病として有名な、鎌形赤血球病には5-HMFという成分が特効薬らしいのだけど、加工の関係からインスタントコーヒーに大量に含まれている。
口にするまでの焙煎・加工方法によって、最終的に摂取できる成分も大幅に異なるのだ。
もちろんコーヒーを代表する成分「カフェイン」にも薬学的効果が認められており、覚醒作用、喘息、パーキンソン病に効く。
他にもアルツハイマーなどに効果があるのではないかという話もあるそうだ。

このように病気に対して効果的な成分が沢山含まれているコーヒーは、魅力に満ちている。
薬学的な効果を期待しすぎるのもどうかとは思うが、実は病気予防に効果的なんだくらいに思えれば、日頃コーヒーを楽しむ一環になってハッピーになれそうだ。

身近なコーヒーに興味がある人にはお勧めの一冊。



珈琲一杯の薬理学
Amazonで購入
書評/健康・医学

  • [2008/08/02 23:34]
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