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[読書]ウェブ時代5つの定理 

梅田望夫著。
ビジョナリたちの金言を通して、「アントレプレナーシップ(起業家精神)」「チーム力」「技術者の眼」「グーグリネス」「大人の流儀」の観点から、著者の言葉でシリコンバレーに根付く文化や精神を紹介しているのがこの一冊。
ご本人が「この本は手元に置いて、何年かに一度でもぜひ開いてほしい。」と語っている通り、時折手に取りたくなる一冊だと感じた。

一冊を通じて印象に残った部分は次の二箇所。


○p131 ポールグラハムの言葉
Great programmers are sometimes said to be indifferent to money.
This isn't quite true. It is true that all they really care about is doing interesting work.
But if you make enough money, you get to work on whatever you want,
and for that reason hackers are attracted by the idea of
making really large amounts of money.

優れたプログラマは、好きな仕事をするために大きな報酬を求める、という内容。
これに対し、日本ではお金にどん欲な側面は疎まれる傾向がある。
しかし優れた人がそれだけの見返りを得ることができる土壌ができあがれば、就学・就労両方でのモチベーションアップにつながるわけで、人々の生活と仕事が豊かになるのではないだろうか。
そこには、優秀な人材の動きが活発になり、魅力的で実力のある企業が台頭するという、資本主義本来の姿がありそうだ。

何よりも、自分のオリジナリティを発揮して物事に没頭すれば、それだけの報酬と豊かな生活が待っているなんて素敵だ。
# もちろん間違った方向に突進しないためにも、チームワークや先人達の声に耳を傾ける必要があるのだけど


○p126, p155他 スティーブジョブズの言葉
You need a very product-oriented culture.

ジョブズのいう「プロダクト志向」は大切にしたい信念。
自分も(一応)エンジニアの身なので、"ものづくり”への努力の結晶であるプロダクトはとても大事なものだ。
形に至るまでの過程や、その後市場へ浸透させる取り組みなども、プロダクトありきの動きであることを忘れてはならない。


この一冊を通じて、日頃感じながらも行動に結びつかないような、心のどこかで燻っている部分が刺激される。
自分の勤め先はいわゆる大企業で歴史が古く、さらにはIT専業の企業ではないために、ITエンジニアが不自由だと感じる部分は多い。
しかし、多くの業種にわたる大小様々な顧客と、社内にある多種多様な部隊と連携しての仕事はとても楽しいものだ。
今の会社のオリジナリティはそこにあるわけで、受注産業体質でメーカ気質に欠ける文化にありながらも、幅を活かしてどれだけのプロダクトを生み出していけるのかが楽しみになりそうだ。
アントレプレナーシップには欠けるかもしれないが、大企業は大企業なりに楽しみは多いというのが、今現在の感想。

このように、読む人によって大きく感想が違いそうだ。
さらにキャリアを重ね立場が変わった頃に読み直すと、全く異なる感じ方をするのだろう。
いずれまた手に取りたいと思わせるだけの一冊に仕上がっている。


参考:
文藝春秋|梅田望夫著「ウェブ時代 5つの定理」
http://www.bunshun.co.jp/umeda_web/index.htm


産経新聞一面連載が完結、ぜんぶまとめてウェブで読めます。 - My Life Between Silicon Valley and Japan
http://d.hatena.ne.jp/umedamochio/20080301/p1



ウェブ時代 5つの定理 この言葉が未来を切り開く!
梅田望夫
文藝春秋
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  • [2008/08/16 01:02]
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コメント

いいエントリですね
俺も読もうと思う

そんな感じで一緒に例のプロダクト作ろうぜー
(俺が関われるのかは分からないけど)

オプティミズムに満ちた本なので、カンフル剤になると思います。是非。

例のはまだ漠然としていて私がどう役に立てるか不明ですが(笑)、ご用命があれば尽力致します。

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