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[読書]最新地形図の本―地図の基礎から利用まで 

地図業界に興味があり基礎知識を学びたい人や、これからの地図業界の行く末に考えをめぐらせるにはよい一冊。

1995年の本なので、内容は古め。
ただ、地図が作られるまでの歴史は、変わることがないため非常に参考になる。

時代を遡れば、地図を作成することは生涯の仕事とも言える偉業だった。
全国を測量して地図を作った人といえば、社会科の歴史でも習ったであろう、伊能忠敬。
当時のテクノロジから考えれば、驚異的な精度で作られたという地図だった。
そして、その後どのような経緯を辿って、現代の地図として全国分が整備されていったかは、なかなか面白い。

例えば、よくある縮尺の2万5千分の1から5万分の1が作られた、だとか、様々なルールが示されている。(つまり5万分の1は計測結果から作っていたわけではない)
整備したあとの更新ルールなども楽しい。
他方では測地系のお話や、メッシュコードなど地図の世界独特の話もてんこもり。

昨今では、測量技術やGIS技術が発達し、非常に精細な地図を誰もが自由に使えるようになった。
しかも無料でかなり高機能な地図アプリケーションが使える。
衛星写真、ストリートビューを備えたGoogle Maps、距離測定や様々な情報を動的に地図に載せることができるマピオンなどを見ても、高機能なことは明らかだ。

昨今のIT技術の発展により、地図業界も大きな変革時期を迎えていると思う。
地図自体の情報価値は薄れつつあり、如何にして他の情報や機能を加えて差別化を図るか、といったことに焦点が当てられている。
(もちろん地図に価値がないわけではなく、常に新鮮な地図情報を提供することなどは非常に難しく価値が高い)

地図を持っていること、それ自体に価値が無くなっていることは、体質の弱い企業を淘汰することに繋がる。
しかし、これまでの歴史を振り返ってもテクノロジはそうやって成長を繰り替えしてきたのだから、まさに今が変革期といえるだろう。
今を乗り切った企業が、この先の地図サービスを牽引していくはずだ。

参考:
地図検索 マップはMapion
http://www.mapion.co.jp/


Google マップ - 地図検索
http://maps.google.co.jp/


heavy monologue | [読書]空間情報科学の挑戦
http://heavyfeather.blog38.fc2.com/blog-entry-750.html



最新地形図の本―地図の基礎から利用まで
大森 八四郎
国際地学協会
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  • [2008/11/25 00:14]
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