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[読書]パラダイス鎖国 忘れられた大国・日本 

今、世界の中で日本は孤立しつつある。
強大な内需に支えられ、パラダイスと化した日本。
それはガラパゴスのように孤立した状態にあり、ある種の鎖国に陥っているというのが著者の海部美知さんが展開する主張。

海部美知さんはシリコンバレーでコンサルティング会社を経営しつつ、子育てに勤しむお母さんとしても活躍なさっている。
子育て関連としてはベビーシッター関連のエントリが記憶に新しい。

[ベビーシッター] - Tech Mom from Silicon Valley
http://d.hatena.ne.jp/michikaifu/searchdiary?word=%2a%5b%a5%d9%a5%d3%a1%bc%a5%b7%a5%c3%a5%bf%a1%bc%5d



さて、本書の感想はというと。
国際社会における日本の立場を考えながら読み進めるうちに、徐々に日本への危機感が芽生えてくる。
とはいえ、警鐘の中にもからっとした明るさを含んでいるため、暗澹たる気分にはならないのが素敵なところ。
ガラパゴス状態を単純に悪いといっているわけではなく、国際社会の中で日本がどのように振る舞っていくべきかを一緒に考えられる語り口。

今の日本は内需が強大で、海外へのあこがれが薄くなってしまった。
従来は機械などのものづくりで成長を遂げたが、半導体技術の競争でアメリカがもうけた規制の影響で、ずるずると国際競争力が弱くなっていく。
現在ではコンテンツ産業で盛り返しているが、未だ明確な光明は見えないでいる。

そんな日本を、著者は孤高のマイノリティだと表現している。
世界の中でも特殊な存在で、非欧米かつ非白人の国で先進国入りしているのは日本だけなのだ。
今後の日本は多様性を取り入れて国際社会での台頭を目指すことになるのだろうか。
その指針として、著者は以下のような提案を行っている。

・プチ変人を積極的に育て、受け入れる
・ニッチでもインセンティブを探す、ロングテール戦略
・個人の戦略としてのグローバル化

それぞれの具体的な内容は著作を読むと深く理解できるだろう。

今後の日本を考えるという意味で、20代~30代の人が読むと、想像がしやすく行動に移せてよいかもしれない。
10代には自分のキャリアパスを考えよい指針になりそうだ。
国際社会を考えるための一冊として、学生から社会人まで広くお勧めできる。


参考:
Tech Mom from Silicon Valley
http://d.hatena.ne.jp/michikaifu/



パラダイス鎖国 忘れられた大国・日本 (アスキー新書 54)
海部 美知
アスキー
売り上げランキング: 322

  • [2009/01/04 18:10]
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