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[読書]地球温暖化の予測は「正しい」か?―不確かな未来に科学が挑む 

本書で一番注目したいのは、実際の研究者が執筆している点だ。
その解説はシンプルで、科学的な視点に則っているため明快。
環境問題の一つとして「地球温暖化」はよく取り上げられているものの、現役研究者のまとまった意見に触れる機会は少ない。
語り口も冷静で中立的な立場をなるべく崩さないよう文章が練られているため、貴重な一冊といえそうだ。
擬似科学が世にはびこる中、コンピュータシミュレーションの結果を紹介しつつ、解析結果を解説する構成は信頼感がある。

近年「地球温暖化」は注目を浴びているだけあって、世界の各機関で研究が進められている。
人類が気候に与える影響やその対策方法など、分かってきたことも多いようだ。
日本においても気候や温暖化といった環境の研究は進んでおり、日本が誇るスーパーコンピュータ“地球シミュレータ”が大活躍。
本書でも特にコンピュータシミュレーションの研究結果を紹介しつつ、以下のような考察を行う。

  1. 温暖化が本当におきているか
  2. それは果たして人類の所為なのか
  3. ますます温暖化は進むのか
  4. コンピュータでシミュレーションをするための気候モデルと、パラメタについて紹介
  5. 研究の中では、一体何が予測されているのか
  6. コンピュータシミュレーションの予測は正しいか。不確かさはどのくらいか。(モデルの多様性が重要)
  7. 気候の研究とカオスについて


本書を通して、定性的な考えから、定量的な視点へ移れたのはとても嬉しい。
環境問題が叫ばれる中、最新研究の一部を把握したいという人にオススメしたい一冊だ。


なお、温暖化に関する研究に従事したい場合には、国内だと二箇所の有力候補がある、ということも本書で知った。


関連:
heavy monologue | [読書]未来を予測する技術
http://heavyfeather.blog38.fc2.com/blog-entry-802.html


疑似科学 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%96%91%E4%BC%BC%E7%A7%91%E5%AD%A6


heavy monologue | 地球温暖化と海面上昇
http://heavyfeather.blog38.fc2.com/blog-entry-988.html




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  • [2009/01/16 17:06]
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