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[読書]夏と花火と私の死体 

幼少の頃には誰もが持っているであろう、無邪気な残酷さが際立った作品。

乙一作品の面白さは、ユニークな視点で描く物語にあるように思う。
なんとなく展開が読めてしまう物語にも関わらず、一瞬一瞬のシーンにどのような視点のギミックを盛り込むのか。
そこが気になって、ページをめくる手が止まらない。

本書の後半には「優子」というタイトルの短編が収録されている。
こちらも「夏と花火と私の死体」と同様、視点のおもしろさがあるのだけど、個人的にはこちらの方が好み。
事象を観察する主体を切替えながら、巧みに組み上げられたストーリィには、心を鷲づかみにされた。

有機物・無機物を問わず、種々の切り口で事象を描き出す想像力のたくましさ。
物語に乗せられている情報は少ないのに、読者の想像力をかき立てる文章は一流の証なのだろう。

以前にGOTHを読んだときに感じた、凛とした冷たい雰囲気をまとった点も共通していた。

関連:
heavy monologue | [読書]GOTH
http://heavyfeather.blog38.fc2.com/blog-entry-940.html



夏と花火と私の死体 (集英社文庫)
乙一
集英社
売り上げランキング: 13612

  • [2009/02/25 20:17]
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