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[読書]そして二人だけになった 

森博嗣の長編。
とはいえ、文庫本一冊の分量に収まるボリュームなので、十冊単位のシリーズものを沢山書いている著者にとってみれば短いほうか。

S&Mシリーズ、Vシリーズ、四季シリーズと森作品を読んできたが、年代が新しくなればなるほど、重点がトリックからストーリィに移っている。
そんな観点で「そして二人だけになった」を捉えると、トリックが光った作品といえよう。
出版された次期も S&Mシリーズと Vシリーズの間あたりで、初期の頃の一風変わったトリックを彷彿とさせる。

難しいトリックに加え、登場人物や舞台の移り変わりを理解するのが大変で、難解なミステリィに仕上がっている。
読んでいる最中は、視界の悪い霧の中を手探りで進んでいる感覚だった。

序盤はいわゆる密室モノなのだが、中盤からはジェットコースタに乗っているような感覚で、がんがん展開が進み、新たな光景がまっている。
後半についても予想はできる範囲だったのだけど、解釈を深く掘り下げており、非常に楽しめた。

事象を観察する主体により、あらゆる事象の解釈は異なるものだ。
というのが、本書から得た教訓。


関連:
本ブログで「森博嗣」で検索した結果
http://heavyfeather.blog38.fc2.com/?q=%BF%B9%C7%EE%BB%CC



そして二人だけになった―Until Death Do Us Part (新潮文庫)
森 博嗣
新潮社
売り上げランキング: 17946

  • [2009/03/04 18:10]
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