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[読書]針の眼 


※多少ネタバレあり

第二次世界大戦当時の史実を元に、凄腕スパイの活躍を描く一冊。
時代背景や都市の名前等は現実に従っているが、その上でつむがれる物語はフィクションである。

舞台となるのはノルマンディ上陸作戦。
当時西ヨーロッパを占領していたナチスドイツの牙城を崩すべく、英国軍(連合軍)が採った作戦だ。
大規模に展開された偽装作戦は見事にナチスドイツの目を欺き、手薄な箇所をついての上陸に成功した。
その結果、地上で戦線を展開し、連合軍が優勢に戦局を運ぶことになるのである。

あとがきにもあるが、史実であるが故に結果は分かっている。
それでも面白い理由は、史実と乖離するんじゃないかと心配するくらい、ぎりぎりのところまでスリリングに物語が展開するからだ。
果たしてドイツのスパイがどのような活躍を見せ、連合軍を窮地に陥れるのか。それがこの物語の見所だろう。

本書に登場する一流スパイ、ディー・ナーデルのモデルは“グウィン・エバンズ”という名の実在したスパイなんだそう。
「ドイツ諜報員の多くが英国に与した中で、大規模偽装工作を看破し暗躍したスパイ」
響きだけでも想像が膨らむが、期待を裏切らないスリリングな物語に仕上がっている。

戦争を伝聞でしか知らない現代っ子だからこそ、戦時のヨーロッパを空想するのによい一冊かもしれない。
過去に繰り広げられた、世界中を巻き込んだ熾烈な戦いに思いを馳せよう。


参考:
ノルマンディー上陸作戦 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E4%B8%8A%E9%99%B8%E4%BD%9C%E6%88%A6


針の眼 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%9D%E3%81%AE%E7%9C%BC




針の眼
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書評/海外純文学

  • [2009/07/01 13:04]
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