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[読書]クリムゾンの迷宮
ホラーで有名な貴志祐介氏だけあって、さすがの出来。
はじめに受ける印象はファンタジィなのだが、どこか身近にありそうな題材が垣間見え、終盤にたどり着く頃には「このホラーはノンフィクションなんじゃないか?」と疑心暗鬼に陥る。
物語りは、唐突に放り込まれた異世界から始まる。
異形な光景と、ストーリィテラーに導かれるまま進む展開は、ゲーム感覚そのものだ。
しかし物語が進むにつれ急激に状況の深刻さが増してゆき、冷や汗が止まらない感覚はホラーならでは。
意外な主人公の行動や思考に関心させられつつ迎える、最後のシーンは刮目に値する。
読者を飽きさせることのないスピーディな展開に乗せられていると、いつの間にか意識が現実の世界へ戻っているだろう。
どこか白昼夢を思わせる作品だ。
以前拝読した「黒い家」とは違う怖さがあり、ホラー作品が好きならおススメできる一冊。
関連:
[読書]黒い家 | heavy monologue
http://heavyfeather.blog38.fc2.com/blog-entry-713.html
はじめに受ける印象はファンタジィなのだが、どこか身近にありそうな題材が垣間見え、終盤にたどり着く頃には「このホラーはノンフィクションなんじゃないか?」と疑心暗鬼に陥る。
物語りは、唐突に放り込まれた異世界から始まる。
異形な光景と、ストーリィテラーに導かれるまま進む展開は、ゲーム感覚そのものだ。
しかし物語が進むにつれ急激に状況の深刻さが増してゆき、冷や汗が止まらない感覚はホラーならでは。
意外な主人公の行動や思考に関心させられつつ迎える、最後のシーンは刮目に値する。
読者を飽きさせることのないスピーディな展開に乗せられていると、いつの間にか意識が現実の世界へ戻っているだろう。
どこか白昼夢を思わせる作品だ。
以前拝読した「黒い家」とは違う怖さがあり、ホラー作品が好きならおススメできる一冊。
関連:
[読書]黒い家 | heavy monologue
http://heavyfeather.blog38.fc2.com/blog-entry-713.html
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