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「分かりやすい表現」の技術 

他の人に分かってもらうには、どのような点に気をつけてドキュメントを作ればよいのか、を記した本。
# ドキュメントに限ったことではなく、もっと広範な内容だけど

4部から成っており全体的な流れとしては次の通り。
第一章
身の回りにあるダメな例、つまりわかりにくい例を初めに挙げている

第二章
ダメな例をふまえて、分かりやすいとはどういうことかを考察する

第三章
分かりやすい、を実践するために注意すべきこと。違反例と改善例の対比。

第四章
改善ポイントを抑えるためのチェックシート

第一章では挙げられる例が古く、懐古するのに楽しめるかもしれない。^^;
とはいえ、JRの昔の案内板を眺めると、今は改善されてるんだなーと関心してしまう。
半分読み物の章だと思う。
第二章は、人はどのように理解するのかを書いている。
懐疑心たっぷりの私にとっては、ちょっと嘘くさいなーと思う部分もあり、ざっと眺めた程度。
とはいえ、10ページ程度の章なので、すぐに終わる。

この書籍の中で最も役に立ったのは、第三章。
他の人に理解を促すためのエッセンスが集まっている。
当たり前のように思う内容も多いが、改めて書かれると「あぁ、そうか」と納得する点も多い。
# 付箋紙が7つ付くくらいはチェックポイントがあった

そうだよね、と思った点を3つほど。

  1. 受け手を考慮する
    ドキュメントを作るからには、受け手がいる。
    自分よがりにならないように気をつけよう。
    例えば、専門的な事柄を省いても問題がないかどうかなど、留意すべき点は多い。
    フールプルーフなんかもここに当てはまるだろう。

  2. 対比をはっきりと(コントラストを持たせる)
    見分けることが必要な場合、異なる部分を際だたせることが重要。
    太字やフォントサイズなどを駆使。
    表がいいのか図にすべきなのか、といった表現方法に留意する。

  3. 自然な発想には逆らわない
    世間一般で常識となっている内容には、無理に逆らわないのがよい。 オリジナリティを出そうと思って捻ったことをすると、とんでもな結果になる・・・かも。


最後の第四章は、じっくりと腰を据えて取り組むべき内容で、そこまで時間を費やすことができなかった。
本気で改善を考えるなら、チェックシートはありがたいだろう。

全体を通すと、読み物的な部分も多く、即実践できるテクニックが多いわけではない。
なので、すぐに使える実践的な内容をを求める人には向かないかもしれない。
しかし、基本的な部分から順に抑えてくれる点はありがたい。
最後のチェックシートも、じっくりと取り組めば力が付きそうだ。

ちょっと気になった点としては、図を同じ見開き内に持ってきてくれればいいのに、次のページにあることが多くて「分かりにくい」
いくらページ数が示してあるとはいえ、ページをめくって行ったり来たりするのは、読みづらすぎる。


「分かりやすい表現」の技術―意図を正しく伝えるための16のルール
藤沢 晃治
講談社 (1999/03)
売り上げランキング: 4,922

  • [2005/10/11 23:56]
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