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[読書]ティッピング・ポイント 

まるで洪水のように、社会ネットワークの間を情報が一気に伝播する事象が存在する。
そのような事象が発生する要因となる、押せば一気に情勢が傾くポイントをティッピングポイントという。
作中では、事象の例としてファッションの流行やニューヨーク市の犯罪率低下、エイズの蔓延等が題材として扱われている。

なぜ、このような事が起こるのだろうか。
本書では次のように指摘している。
  • 情報の粘着性(粘り)
    情報提示の方法を工夫することで、記憶に残りやすいものにできる。
  • 社会的伝染の進路
    社会的な能力に秀でた少数の特別な人を見つけて接触することで、広範にわたって一気に情報を伝播させることができる。



また、情報が伝染していく中で、大きく貢献する人々がネットワーク内に介在する。
その人々の役割は以下のように分類できる。
  • コネクタ
    通常の人と比較して、膨大なコミュニティーを持っている人を指す。
    多くの人との繋がりを使い、情報を広く伝達してくれる。
  • メイヴン
    情報を積極的に収集、蓄積する人であり、受動的ではなく能動的に情報を取り扱う。
    蓄積のみではなく、他人に教えたがる(広めたがる)という性質を持ち合わせている。
  • セールスマン
    人を納得させてしまう人たち。
    新しい情報に対して懐疑的な態度を取る人も多いが、そのような人たちを説得してしまう。
    同じ内容を話しているのになぜか納得してしまうような、雰囲気や技術を持ち合わせる。


情報提示の方法に工夫を凝らし、エヴァンジェリストの役割を担う人たちを活用して広告を打てば、かなりの効果が見込めるということだ。
それが難しいのだけど。
最近話題のバイラルマーケティングにも通じる話ですね。

以前に書いた「新・ネットワーク思考」と被っている部分も多かったものの、情報の粘着性やグループ規模に関する考察は面白かった。

ティッピング・ポイント―いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すか
マルコム グラッドウェル Malcolm Gladwell 高橋 啓
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売り上げランキング: 18,890

  • [2006/07/31 08:18]
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