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[読書]風少女 

※「本が好き!」より献本

樋口 有介著。樋口作品を読むのは、これが初めて。
本書は1990年の作品。1993年に一度文庫化されているが、2007年3月に大幅改稿を入れ出版社を変えて再度文庫化。
直木賞候補になった作品である。

この本を初めて手に取ったとき、目に飛び込んできたは「青春ミステリィ」と書かれた帯だった。
聞き慣れないジャンルで、どんなものだろう・・・とちょっぴりドキドキ。
“青春”という言葉は、事件を取り囲む人間関係や舞台が、青春時代のものであり、古い記憶が呼び起こされる様を描いていることに依るらしい。
年月が経ち、地元に帰ったとき、青春時代がリフレインするかのようなストーリー展開は、思ったよりも共感を覚えた。
上京してたまに地元に戻ると、同じような感情が生まれるため、なんだか似たような境遇だなーと感じてしまうのだ。
成長を遂げた主人公の過ごす今に、青春時代という複雑な時期を巧くミックスさせている。

さて、本作のストーリーは、ミステリィに属していることからも察しが付くとおり、殺人事件を巡っての謎解きである。
久しぶりに地元に戻った主人公の斎木亮。
そこで出会ったのは、中学の頃に想いを寄せていた川村麗子の妹、千里だった。
彼女の口から聞かされた、麗子の死。
事故死という死因に不信感を抱いた主人公と千里は、独自に調査を始めるのだった・・・。
・・・といった流れ。

個人的には、あとがきも面白かった。
デビュー前は廃村に篭って書いてた、とか。(風少女は2作目らしい)
地元の前橋を舞台にしたけど、特に愛着があるわけではない、とか。
(という文面を読みながらも地元への愛情を感じたけど)

本格ミステリィにはない気軽に読める、独特の雰囲気を持つ作品だと思った。



風少女
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livedoor BOOKS
書評/ミステリ・サスペンス

  • [2007/05/21 00:25]
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