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[読書]空間情報科学の挑戦 

岡部篤行著。2001年出版。
地図の生い立ちに始まり、最新のGISを使った事例まで、空間情報の歴史を知るのによい一冊。

昨今ではカーナビや携帯電話にまでGPSが内蔵されるに至り、空間情報を活用したサービスがかなり身近になった。
その仕組みを簡単に理解することもできる。

GIS(Geographical Information System)の発展は目覚しい。
やっていることとしては地理情報をコンピュータ上で管理し、ユーザの要求に対して最適な地理情報を解析して割り出し、提示する。
管理の面からは、豊富な衛星写真データに加え、ルート情報や高度情報なども、今では無料で引き出せる形で管理されている。
ユーザの要求面からは、現在位置に加え、向いている方角やその他の属性(渋滞情報、天気など)をリアルタイムに送信し、情報を要求する。
提示の面からはよりリアルな情報、すなわち衛星/航空写真、3D表示、リアルタイム更新、さらに渋滞や天気情報を同時に提供する。

読んでいて一番面白かったのは、ユーザの要求に対して最適な解を得るための戦略だった。
オペレーションズリサーチの話なんかは、懐かしい気分に浸りつつ。
大学の講義のうちでも、好きな分野の話だったなぁ・・。
ここのところ地図サービスのお仕事もやっているせいもあって、全体的に非常に楽しく読めた。

Webの地図サービスにGoogleやYahooが参入して久しいわけだけど、それらの企業に限らず、今も多くの新機能が開発され続けている。
これが書かれたのは2001年なわけだけど、その5年後にはGoogle Mapsのように、一般の人でも無料で衛星写真が利用できるようになった。
Ajaxを使ったスクロール地図によるユーザビリティの向上、衛星(航空)写真や3Dオブジェクトによる豊富な情報の提示、経路検索による戦略の思索。
僅か数年でこれだけのことが達成された分野だけに、今後どのような発展を遂げて行くのか目が離せない。

とりあえず、国内でがんばってるマピオン使ってください。><


空間情報科学の挑戦
by 岡部 篤行
岩波書店 (2001/08)

単行本
定価:¥ 1,050
価格:¥ 1,050
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売り上げランキング: 220302位
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  • [2007/07/01 23:58]
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