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[読書]ファーストマン 

James R. Hansen 著, 日暮雅通・水谷淳 訳。
2007年5月に邦訳出版されている。

上下巻で構成された長編で、人類で最初に月に立った男(=「ファーストマン」)、ニール・アームストロング船長の物語である。
ニール・アームストロングといえばアポロ11号で月に向かい、人類で初めて月面に立ったことで有名だけど、本著はそこだけにフォーカスしているわけではない。
学生時代や海軍時代、航空宇宙局時代などなど、ファーストマンの人生すべてを描き出し、いかにして月面に第一歩を記すに至ったかを記録した本になっている。
参考文献のリストも膨大で、どれだけ正確に史実を盛り込もうとしたのか、その努力が伺える。

アメリカの宇宙政策はマーキュリー計画、ジェミニ計画、アポロ計画といった順に進められた。
本書の物語は基本的に時間順に進行するため、上記宇宙政策の様子をつぶさに感じられるのも勉強になってよい。
これまでの実績を振り返ってみても分かるとおり、アメリカの宇宙政策=人類の宇宙への歩み、なのだから。

本書を通して、工学者の視点を持つ努力家、というのが私の抱いたニール・アームストロングの人間像だった。
工学者の視点を持つあたり、読んでいて共感を覚える部分が多かった。
また、人間的にもすばらしい人で正確無比で隙がない部分が表面に描かれている(もちろん美化されている部分はあるのだろうが)。
しかし、「運がいいんだな」というのが、私が一番強く感じた部分だった。
運を引き寄せるだけの努力やタイミングのよさを持ち合わせているのは、天性のものなのだろう。

私は人生で一番大切なのは「運」だと思っていて、日頃の努力や行動力は運を引き寄せるための足がかりだと捉えている。
そんな感じで、ちょっと捻くれた切り口で読むと、参考になる部分も多かった。

しかし、アポロ13といいロケットボーイズといい、自分は宇宙モノが好きらしい。
宇宙モノを読んでいると理系の血が騒ぐようで、知識欲の向上やモチベーションを高めるのに一役買ってくれるみたいだ。

下巻のラスト近くで知ったのだけど、Microsoftに買収されたものの業績不振でサービスが終了したwebTV Networksの取締役だったかが、ニール・アームストロングの息子だったそうで。
意外な知識を得られるのもポイント高し。

最後に、ニール・アームストロングが月面に一歩を踏み出して発した、有名な一言。
「ひとりの人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍だ」
(That's one small step for [a] man, one giant leap for mankind.)


本著を読む前と後では、この一言の重みがぐっと違ってくるはずだ。


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  • [2007/08/07 00:31]
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コメント

将来は誰でも宇宙旅行なんてできる日がくるのかな。
地球を宇宙からみてみたい。。

きっと年金貰う頃には、少しは身近なものに・・・。
一回、南極にに行ってみたいんだよなぁ・・。

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