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[読書]グラデュエーション デイ ― 未来を変える24のメッセージ
著名人を卒業式に招いてスピーチをいただく、といった場面はよくある。
本書は、アメリカの様々な大学で各界著名人が残したスピーチを収めた本である。
総勢24人のスピーチが収められ、印象的なフレーズは原文(英語)と日本語訳が同時に示されている。
大学を卒業し、社会人としての第一歩を踏みだそうといった場面で、一読するとすごくためになりそうな一冊。
少し残念だなと思ったのは、各スピーカの人物像、時代背景等の説明があまりなく、いきなりスピーチの紹介が始まるところ。
このあたりが充実していると凄くおもしろい内容になりそうだ。
また、本を開く前は、2000年以降の新しいスピーチを期待していたのだけど、1990年代の講演が多かった。
しかしその分、10~20年前のアメリカの動きが把握できた点はよかった。
なんといってもアメリカが世界で最大の経済国になり、中でもITに力を入れ始めるころだから。
とはいえその年代のスピーチだけではなく、2006年のティム・オライリーのスピーチや、第二次大戦後まもなくの講演も含まれていたりと幅広く楽しめる。
第一の読後感としては、原文に触れたくなる。
英語で読んでみたくなるし、元のスピーチを聴きたくなるのだ。
それだけ重みのあるスピーチが多数含まれていた。
最後に、作中で印象に残ったスピーカと講演内容のメモをピックアップしておく。

livedoor BOOKS
書評/歴史・記録(NF)


本書は、アメリカの様々な大学で各界著名人が残したスピーチを収めた本である。
総勢24人のスピーチが収められ、印象的なフレーズは原文(英語)と日本語訳が同時に示されている。
大学を卒業し、社会人としての第一歩を踏みだそうといった場面で、一読するとすごくためになりそうな一冊。
少し残念だなと思ったのは、各スピーカの人物像、時代背景等の説明があまりなく、いきなりスピーチの紹介が始まるところ。
このあたりが充実していると凄くおもしろい内容になりそうだ。
また、本を開く前は、2000年以降の新しいスピーチを期待していたのだけど、1990年代の講演が多かった。
しかしその分、10~20年前のアメリカの動きが把握できた点はよかった。
なんといってもアメリカが世界で最大の経済国になり、中でもITに力を入れ始めるころだから。
とはいえその年代のスピーチだけではなく、2006年のティム・オライリーのスピーチや、第二次大戦後まもなくの講演も含まれていたりと幅広く楽しめる。
第一の読後感としては、原文に触れたくなる。
英語で読んでみたくなるし、元のスピーチを聴きたくなるのだ。
それだけ重みのあるスピーチが多数含まれていた。
最後に、作中で印象に残ったスピーカと講演内容のメモをピックアップしておく。
- ティム・オライリー
2006年のスピーチ。
ITのあり方を示唆してくれる。
「自分が通過することで、ほんの少しでもこの世界をよいものにしておく」というのは、未来を見据えて行動するよい指針になる。 - ジョン・F・ケネディ
キューバ危機を乗り越えた大統領のスピーチとして重みがあった。
冷戦の世を語った内容である。
キューバ危機を描いた映画「13デイズ」を思い出した。 - ベン・アンド・ジェリー
ビジネスのあり方と思想を教示してくれる。
ビジネスでは組織された人間のエネルギーとお金の組み合わせがもっとも大切。
それを最大にするにはどうしたらいいのだろう。
「最大の敵は利己主義」というのは、「自分の小さな箱から抜け出す方法」も参考になる。
また、今の世でもっとも大きな力がビジネスだというのは、そうかもしれない。
昔は宗教の力が強く、次は政府関係、そして現在は商業(経済)が強い。 - ビル・クリントン
教育のありかたに関して、アメリカ政府の考え方を示している。
地球規模での視点や、可能性の時代への意気込みは頼もしい。
(可能性の時代、というのは誰もが可能性に挑戦できる世界を指す) - ロス・ペロー
大富豪のお方で、「与える」という視点を述べている。
社会へ出てからの振る舞いについて参考になるスピーチ。
大学卒業のタイミングで聞けるとうれしい内容だなぁと思った。 - ジョージ・C・マーシャル
第二次大戦後のヨーロッパ荒廃の様子を述べている。
そんな時代の中で、アメリカはどうしていくべきなのか。
国境を越えた共存関係を考えさせられる。地球規模の視点。 - グロリア・スタイネム
時代背景を踏まえると考えさせられるスピーチ。
もはや性別や人種で区別する時代ではなく、人間主義の時代なんだよ、といった内容。

- アンドリュー・アルバネーゼ、佐々田 雅子
- オデッセイ コミュニケーションズ
- 1890円
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