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[読書]インドの虎、世界を変える  超国籍企業ウィプロの挑戦 

ウィプロという名のインドにある企業をご存知だろうか。
1945年開業、当初は食品油を売る会社だったが、1980年にIT事業へ進出。
現在では社員数68,000人以上、2006年の売上高は約2,700億円、前年同期純利益は約530億円、成長率は約30%を誇る。
(68,000人の従業員を、たった売上高2,700億円でまかなえるのがすごい)
私の勤め先はグループ全体で約30,000人、売上高は約15,000億円、経常利益は約800億円であることを考えると、ウィプロがいかに凄いかがわかる。
# うちは利益が無さ過ぎる。インドに比べれば高賃金なのに利益率や効率が悪いのだ。

アメリカのIT事業のメッカがシリコンバレーなら、インドのIT事業の聖地はベンガルール(旧名バンガロール)である。
そこにひしめくIT企業の中でもウィプロは異彩をはなっており、現在ナンバー3につけているそうだ。
顧客第一主義を掲げ、誠実さ勤勉さを以て業務に当たる。
それが顧客の信頼を勝ち取り、取引企業のリストには米国の大手IT企業の名が並ぶ。

従来、インドのIT企業は、人件費が安いことを武器にアウトソーシング事業で成長を遂げきた。
しかし今は違う。高い技術力と絶え間ない努力により、顧客によっては事業のコアを担う一翼となっているのだ。
中には次世代コアビジネスとなる製品の、研究開発を委託する企業が現れるほどだ。

以前に触れたDid You Know 2.0でも紹介されていたが、2006年のインドにおける大学卒業者は310万人である。
そして、彼らの中に英語を話せない者はいない。
賃金が上がってきているとはいえ、欧米に比べればまだまだ安い賃金で、優秀な人材が毎年300万人以上雇用できるのだ。
インドの秘めるパワーは尋常ではないと思う。


本書は2007年6月に出版されたばかり。
ごく最近に書かれただけあって、上記内容をふんだんに紹介し、インドにおけるIT企業の成長の様子がリアルに感じられる。

ウィプロのwebサイトを見たときに、見覚えがあるなと思ったら、以前に提案を受けたことを思い出した。^^;
当時はこんな凄い企業だとは露知らず・・。

IT企業に限らず、企業のマネージャ層には一読をオススメしたい。
もちろん、グローバルな視点でキャリアアップを考えるエンジニアにも。


インドの虎、世界を変える
Amazonで購入
livedoor BOOKS
書評/IT・Web

  • [2007/08/24 19:01]
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コメント

今、インドが熱い。
そんな雑誌をよんだことあるなぁ
彼らは数字に強い気がする。
わが社もインドの子会社等では大きな成功をあげているようですが。。

生活するには治安、衛生面で大変みたいなので、その辺りが大変そうだ。

IT業界では、最近はベトナムも熱いようですよ。
いわゆるフラット化が急速に進んでいる印象です。
ただ、先日もインドでテロがあったように、地政学的リスクがあるのは見逃せないんだろうなぁ。

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