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[読書]オタクコミュニスト超絶マンガ評論 

従来、目にしたことのなかった漫画の寸評を集めた書籍。

漫画に対しては、頭を空っぽにして素直に挑むのが、私個人のスタイル。
あれこれと考えることをせず、絵と台詞をそのまま楽しむことが多い。
しかし、本書では漫画を通じて、様々な思案をめぐらせる。
あるときは現代社会の問題を浮き彫りにし、はたまた男と女のありかたについて思案したり、とテーマが幅広い。
種々のテーマ毎にいくつかの漫画をあげ、寸評を加える構成をとっている。

マンガ好きなら知っている漫画も数多く出現するだろう。
手に取ったことのある漫画であれば、ストーリを思い返しながら読み進められる。
親近感があるし、こんな角度で考える人もいるんだなーなんて思いながら。

例えば、最近私がお気に入りの漫画「よつばと!」では、のんびりとした幸せをひたすら描くユートピアという意味で、“ずっと続く夏休み”という評価があり、「確かに」と頷いてみたり。
他には、随分昔に読んだ「最終兵器彼女」の寸評では、戦争と男女というものをこんな風に捉えるんだなぁとか。

一方、知らない漫画であれば、簡単なストーリーを知ることができるし、考察を読んでいるうちに、一度読んでみたいと思わされる。
最近はマンガをほとんど読まなくなったけど、久しぶりに一晩くらい、漫画漬けになりたいなーと思ってしまった。


少し残念だったのは、著者は左翼の姿勢をとっている、という点を強調しすぎだったところか。
考えを表現する媒体なので、あらかじめ触れておくことは大切かもしれないけど、そこかしこに出してしまうのは、ちょっと頂けなかった。
というのも、一旦思考にフィルタをかけて読まないとまずいかな、と思わされるせいで、折角の評論に対する姿勢が身構えたものになってしまうのだ。
そのせいで、漫画への愛情を素直に感じることが難しかったし、読み進めるのに神経を使ってしまった。
これは、大半がウェブの文章をまとめたものなので、仕方のない部分もあるのだろうけど。
# ウェブ文章は各々で閉じてる方が望ましいと思うので、まとめてみると同じような内容が随所にでてくることが多い

最後は批評めいたことを書いてしまったけど、漫画に関して思案を巡らせる姿勢や、今まで知らなかった作品に触れる機会として、オススメの一冊といえる。


・・しかし、読んだことのあるマンガが「オタク」ジャンルのものばかりだったのは、どういうことなのか。(笑


オタクコミュニスト超絶マンガ評論
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書評/サブカルチャー

  • [2007/12/18 09:12]
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